EpiFinder™ プラットフォームは、特許取得済みの hmqChIP-seq 技術を基盤とした、エピジェネティックマークの高スループット解析を可能にする業界初のマルチプレックスChIP-seqソリューションです。研究者はこれまでにないスピード、スケーラビリティ、そしてコスト効率でエピジェネティックバイオマーカーを探索できます。
細胞・組織用(GenomePro)とリキッドバイオプシー用(cNUC)をご提供しております。
hmqChIP-seq:エピジェネティクス研究に革新をもたらす
現在市販されているエピゲノミクス解析技術は、一度に解析できるマーク数やサンプル数が1種類または少数に限られており、スループットが低く、コストも高いという課題があります。また、精度の高い情報を得るため、多くの細胞数が必要であり、複数サンプル・複数エピジェネティックマーカーにわたる包括的なスクリーニングには相当量のインプット材料を要します。さらに、研究間あるいはサンプル間で定量的比較を行うことが難しく、エピジェネティック研究の実用性は限定的でした。
hmqChIP-seqは、これら課題を克服し、従来のChIP-seqに比類のない高スループット(high-throughput)、マルチプレックス(multiplex)、定量解析能力(quantitative capabilities)を付加した技術です。さらに、独自のLACODEアダプター設計およびバーコーディング技術を組み合わせることで、大規模な定量的エピゲノミクス実験を効率化できる、世界クラスの特許取得済み技術を実現しています。

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特長・利点
- マルチプレックス
- 高スループット
- 高品質データ
- 定量的な解析結果
- 一貫性と再現性に優れた結果
- 解釈しやすいシンプルな結果
- 使いやすさ
- 少量のインプットサンプルにも対応
- DNAメチル化解析とヒストン修飾解析を一体化した、合理化されたワークフロー
- 検証済み抗体パネル
- 多様なサンプルタイプへの最適化
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データ解析パイプライン
EpiFinder™ プラットフォームは、ワークフローの早い段階でサンプルをプールする設計により、極めて高い再現性と定量性を備えたデータを実現します。これにより、並列処理型ワークフローで一般的に見られるサンプル間ばらつきを低減し、すべてのサンプル間で定量的な比較が可能になります。標的エピトープ(例:hPTM)を有するクロマチン断片は、各ChIP反応において利用可能な抗体結合部位を競合し、その結果、免疫沈降で回収される断片の割合は、各サンプル中に存在するhPTMの相対量に直接比例します。
また、オープンソースかつ専用設計の解析パイプラインにより、EpiFinder™ プラットフォームから得られる大規模な定量データの処理と解析を容易に行うことができます。この専用パイプラインは、デマルチプレックス、重複除去、ゲノムマッピング、フィルタリング、スケーリングなど、必要な解析工程をすべて自動実行し、可視化や下流解析に適した定量シグナルトラックを生成します。さらに、多数の品質管理(QC)指標も提供します。
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ご紹介動画(1:27)
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参考文献
- Quantitative Multiplexed ChIP Reveals Global Alterations that Shape Promoter Bivalency in Ground State Embryonic Stem Cells. Kumar, B., & Elsässer, S. J., Cell Rep., 2019.
- Polycomb repressive complex 2 shields naïve human pluripotent cells from trophectoderm differentiation. Kumar B, Navarro C, Winblad N, et al., Nat. Cell Biol., 2022
- Multi-layered dosage compensation of the avian Z chromosome. Papanicolaou et al., bioRxiv, 2024.
- Multiplexed chromatin immunoprecipitation sequencing for quantitative study of histone modifications and chromatin factors. Kumar, B., Navarro, C., Yung, P.Y.K. et al., Nat. Protoc., 2025.
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