埋込み型のテレメトリー送信器を動物の生体内で使用するには、埋込み手術が必要です。 手術手技に慣れていらっしゃらない場合や、手術を行う為の時間や実施者の確保が難しい場合など、弊社手術スタッフがお客様のご施設にお伺いし、有償にて手術を代行させて頂くサービスです。

本サービスの対象は、小動物用送信器とさせて頂いております。詳しくは、下記をご確認ください。
ラインナップに記載のないモデル・部位でのトレーニングをご希望の際は、別途お問い合わせください。

コアバッテリー計測
No.	対象送信器	縫合タブ	使用動物	動物重量	血圧計測 アプローチ部位	心電図計測 リード設置部位	体温 計測部位	送信器 留置部位
C1	TA-F10	●	マウス	20g以上	✕	✕	深部体温	腹腔内
C2	TA-F10	✕	マウス	17g以上	✕	✕	皮下体温	皮下
C3	ETA-F10	●	マウス	20g以上	✕	胸部皮下	深部体温	腹腔内
C4	ETA-F10	✕	マウス	17g以上	✕	胸部皮下	皮下体温	皮下
C5	ETA-F20	✕	マウス	25g以上	✕	胸部皮下	深部体温	腹腔内
C6	ETA-F20	✕	マウス	20g以上	✕	胸部皮下	皮下体温	皮下
C7	PA-C10	✕	マウス	17g以上	頸動脈	✕	✕	側腹部皮下
C8	HD-X10(5cm)	✕	マウス	19g以上	頸動脈	✕	皮下体温	側腹部皮下
C9	HD-X10(7cm)	●	マウス	23g以上	頸動脈	腹部皮下	深部体温	腹腔内
C10	HD-X11(5cm)	✕	マウス	17g以上	頸動脈	胸部皮下	皮下体温	側腹部皮下
C11	HD-X11(7cm)	●	マウス	23g以上	頸動脈	胸部皮下	深部体温	腹腔内
C12	TA-F40	●	ラット	175g以上	✕	✕	深部体温	腹腔内
C13	TA-F40	✕	ラット	175g以上	✕	✕	皮下体温	皮下
C14	TA-F40 w/TP	●	ラット	175g以上	✕	✕	局所体温	腹腔内または皮下
C15	F40-TT	✕	ラット	175g以上	✕	✕	局所体温2ch	腹腔内または皮下
C16	CTA-F40	●	ラット	175g以上	✕	胸部皮下	深部体温	腹腔内
C17	CTA-F40	✕	ラット	175g以上	✕	胸部皮下	皮下体温	皮下
C20	HD-S10	●	ラット	175g以上	腹部大動脈	✕	深部体温	腹腔内
C21	HD-S10	●	ラット	175g以上	大腿動脈	✕	皮下体温	大腿部皮下
C23	HD-S11	●	ラット	175g以上	腹部大動脈	胸部皮下	深部体温	腹腔内

脳波計測
No.	対象送信器	縫合タブ	使用動物	動物重量	脳波計測 アプローチ部位	筋電図計測 リード設置部位	体温 計測部位	送信器 留置部位
E1	F20-EET	●	マウス	20g以上	硬膜電位1ch	背頚部	深部体温	腹腔内
E2	F20-EET	✕	マウス	20g以上	硬膜電位1ch	背頚部	皮下体温	背部皮下
E3	F40-EET	●	ラット	175g以上	硬膜電位1ch	背頚部	深部体温	腹腔内
E4	F40-EET	●	ラット	175g以上	硬膜電位1ch	背頚部	皮下体温	背部皮下
E5	F50-EEE	●	ラット	175g以上	硬膜電位2ch	背頚部	深部体温	腹腔内
E6	F50-EEE	●	ラット	175g以上	硬膜電位2ch	背頚部	皮下体温	背部皮下

まずは、弊社担当営業まで直接ご連絡ください。
ご希望の動物種・製品の種類・アプローチ部位・匹数等についてヒアリングさせていただき、事前確認書を作成致します。

その後、サービスご提供可否についてご連絡させて頂くと共に、費用のお見積をさせて頂きます。
（製品の種類・アプローチ方法等に応じ、埋込手術技術料の価格が異なります。また、手術スタッフの派遣費用・諸費用が別途発生します)
尚、ご注文時には、サービスご利用規約にご署名を頂きます。

下記のものをご用意ください。

ご用意頂くもの( オンサイトの場合)
被験動物 麻酔薬・装置 動物保温設備・バイタルモニタ設備 抗生物質・鎮痛薬・消毒薬	実体顕微鏡 手術用具 保護具（白衣、手袋、マスクなど）

DSI surgical manual に記載された手技に基づき、健康な野生型の動物系統において成功率の高い設置方法による埋込み手術を手術を実施致します。(遺伝子改変動物や疾患モデル動物、新たなアプローチ方法を用いた手術については、本サービスの保証範囲外となります。) 送信器モデル・動物種・計測パラメータ・ アプローチ方法については「対象送信器・アプローチ部位一覧」にてご確認下さい。

当社スタッフは、手術操作のみを実施致します。被験動物の手配、麻酔の選択・投与・管理、抗生物質投与、鎮痛薬投与、術後回復期間の動物管理については、お客様にて実施をお願い致します。また、無菌的に小動物手術を行うために十分な環境、DSI surgical manualに記載された手術に必要な薬剤、器具、保護具は、お客様にてご用意をお願い致します。※ 詳しくは、サービスご利用規約も合わせてご確認下さい。