経営トップから

医師でも研究者でもなく、人々の健康と医療に貢献する仕事

人の役に立ちたい。
それも、好きな先端科学の分野で実現したい。

株式会社プライムテックを立ち上げた1988年、
私の胸にあったのはその2つの想いだけでした。

プライムテックの主な事業は、ライフサイエンス分野における
世界最先端の高度な研究機器・システムの輸入販売です。

ライフサイエンス分野の最先端の研究者たちに、最良最善のソリューションを、最高の技術力をもって提供することによって、その研究者たちに効果的な成果創出を実現していただくための支援をすることで、結果として人々の健康と医療に貢献する。
それが私たちの仕事です。

簡単に言えば、私たちの脅威となる病魔に打ち勝つ有効な新薬や、効果的な治療方法を研究開発している研究者たちを、製品・サービスによるソリューションで支援する仕事です。
たとえば自分の大切な人、愛する人が病に倒れたとき、あなたには何ができるでしょうか?
きっと私たちにできるのは、精神的な支えとなることくらいでしょう。では医師ならば助けられるかというと、例えば脳外科医が心臓病を治すことはできないように、その専門性ゆえに限界があります。

一方、私たちの仕事には、人々の健康と医療に貢献するという意味において、限界はありません。病を治すための新しい薬の開発や新しい治療法の開拓、そのすべてに対して貢献することができるのです。一般の人々からは見えにくい仕事ですが、私たちはこれ以上なくストレートに人の役に立つ仕事をしているのです。

ビジネスで学べない、ただひとつのこと

ビジネスで必要なほとんどのこと、例えばマネジメントやコミュニケーションなどの知識やスキルは、社会に出てからでもいくらでも学ぶことができます。

しかしビジネスにおいて唯一、学べないことがあります。
それは本当の意味での、真摯さや廉潔さです。「本当の意味での」というのは、他人の目のあるところでしか発揮されないものではなく、鏡の中の自分と向き合ってもなお揺るがない本質的な性質ということ。
例えば、誰も見ていないからといって街中にゴミを捨てるような人や、相手の立場に寄り添うことができない人、今置かれた自分の境遇、能力を他人や社会のせいにする人では駄目ということです。(多くの場合、自分では気付きにくいものです。)

こうした人間の本質的な性質というのは、残念ながら幼少期・低学年で形成されてしまい、社会人になる20歳を過ぎてからでは学び取れるものではないからです。そしてそれは、どんな人と働きたいかという質問に対しての答えでもあります。

真摯さや廉潔さがない人は、たとえベンチャーで成功し、一時どんな大きな会社に育てたとしても、継続した成果創出は望めず淘汰される運命にあります。欲望や野心、大志を持つことはとても大切です。しかしながら、根本にこの真摯さや廉潔さを持っていることが、ビジネスで成功する人の素質であり必須条件ではないかと思います。

人に感謝する気持ちが情熱を生む

日々の自分の生活や行動を、振り返ってみてください。
スイッチ一つで電気やガス、水道が使えるのはなぜでしょうか?飛行機や電車に安く乗れ、いつでもどこでも物が安く買えるのはなぜでしょうか?それはそこに働く人々がいるからであり、人々を支える社会構造があり社会全体でコストをシェアしているからです。
このようにしてまわりの環境に意識を向けてみると、自分が今なぜ、健康・清潔・安全・便利な生活を送れているのかがよく分かります。

支えてくれる誰かがいるからこそ、人は生きていける。
それに気付けば、感謝の気持ちが生まれます。さらに、平和な時代に、この国に生まれ、親に今まで育ててもらったこと、多くの人たちに支えられて生きていることに感謝すること。そして素直に「ありがとうございます」と声に出して、他人に感謝できる姿勢を持つことが大切です。
その気持ちは、社会に対して何かを返したいという情熱となります。

応募される方へのメッセージ

何のためにプライムテックを選択したのか、自分は社会に対して何がしたいのかということについて、
明確な考えを持って面接に臨んでください。
プライムテックでは、出身大学の名前が採用の第一基準になることはありません。
自分自身の達成したい夢や目標、そして情熱を、どれだけ明確に心から語れるかどうかが重要です。

プライムテックには明確なミッション・ビジョンがあります。大切にしているフィロソフィもあります。
私たちと共に、人々の健康と医療を支える、ライフサイエンスの発展に貢献してみませんか?
プライムテックの未来を一緒に創っていける皆様からの応募を、心よりお待ちしております。

プライムテック株式会社 代表取締役