FUJIFILM VisualSonics社製 小動物用 高解像度超音波イメージングシステメム Vevo2100/VevoLAZRに、
新しいバージョン:v1.5.0がリリースされます。
- Vevo2100/VevoLAZRソフトウェア v1.5.0 主な変更点・追加機能
- User Management Mode(ユーザー管理モード)において、ユーザーアカウントを作成できるようになり、 個別にセッティングを保存できるようになりました。また、データの構成・共有・セキュリティにおいて、 より柔軟に設定を行うことができるようになりました。
- 「Administrator(管理者権限)」と「Standard(標準権限)」のユーザーアカウントの作成
- ユーザーID とパスワードおよび所属グループの割り当て
- システムへのログイン/ログアウト
- 環境設定やプリセット設定の完全個別化
- データアクセス権をSelf, Group, All の3 段階から選択し設定
- システム設定のバックアップと復元ポイントの選択
- Cardiac Measurements Package(心機能解析パッケージ)のB-mode SAX プロトコルにおいて、
バージョン1.1.X の心機能解析パッケージで使われていた以下のパラメータを表示させることができるようになりました。
(バージョン1.1.X の心機能解析パッケージで解析されたデータを再評価する際にご利用いただけます。)
*該当パラメータ:Endo FAC, FS, LV Mass, LV Mass (Corrected), LV Vol;d, LV Vol;s - [新機能] EKV:心血管のイメージをより高い時間分解能で取得することが可能なEKVソフトウェアが、
このバージョンより利用可能となりました。(※EKVソフトウェアは有償オプションです) - [新機能] VevoLAZR:外部接続機器の出力エネルギー計測と特性評価をサポートするようになりました。
- [新機能] ワークフローの各種改善が行われました。
- 「measurements(解析画面)」において、以下の機能が追加されました:
- M-Mode LV Trace において、
”peak-to-peak” heart rate measurement を計算に適用するオプション - 最後に使用した解析を繰り返し行う機能
- Study、Series あるいは選択した複数画像に対して、
まとめて解析パッケージの変更を適用する機能 - 解析のズームウィンドウによりスケールを調整する機能
- 「reports(レポート画面)」において、以下の機能が追加されました:
- csv 形式でエクスポートされるレポートに、
解析や計算の結果を表示するかどうかを選択できる機能 - レポート画面の計算式名をクリックすることで、計算式に関する「help」画面を呼び出せる機能
- 行った計算式から、元のイメージの編集画面へリンクする機能
- 「Data Management(データ管理画面)」において、以下の機能が追加されました:
- 複数のStudy を「Copy From」する際のファイル選択の合理化
- 生理学データのcsv 形式でのエクスポート機能
- システム設定(環境設定やプリセット設定等)のバックアップと復元ポイントの選択機能
- データセキュリティ機能の強化
Study の「lock」機能が拡張され、より完全な「lock all」機能も実装
- Studyブラウザのレイアウト変更
「Preferences」と「Help」のボタンがアイコン化され、サムネイルウィンドウの上に配置されました。
- 無償アップグレードのご案内
新バージョン v1.5.0は、弊社でのインストール動作検証が完了し、お客様へご案内できる準備が整っております。
アップデート作業につきまして、弊社スタッフがお客様の装置設置場所までご訪問させて頂き、作業を実施致します。 Vevo2100モデルをご利用中のお客様に順次ご案内させて頂くとともに、アップデート作業の日程調整をさせて頂きます。
お問合せ:
プライムテック株式会社 ライフサイエンス事業部 テクニカルサポート
電話 03-3816-0851 (月-金:9:00-17:00)
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