Product

次世代タンパク質特性評価システム Apollo

次世代タンパク質特性評価システム Apollo

バイオ医薬品の安定性や製造プロセスの評価、バイオシミラーの類似性評価をサポート

RedShiftBio社製 次世代タンパク質特性評価システム Apolloは、マイクロ流体変調分光法(Microfluidic Modulation Spectroscopy; MMS)を用いたタンパク質・ペプチド特性評価システムです。

従来のタンパク質二次構造解析技術を大幅に上回るダイナミックレンジ、感度、精度を提供しながら、自動化された解析方法で、タンパク質の二次構造、類似性、安定性、凝集、定量に関する測定をラベルフリーで行うことができます。

創薬・製剤・製造まで、すべての開発フェーズにおけるバイオ医薬品の特性評価をサポートします。



特長

  • 5種類のタンパク質品質評価が可能:
    二次構造、 類似性、化学的および熱安定性、凝集、定量
  • ラベルフリーの解析
  • 広い解析濃度範囲 (0.1 ~ >200 mg/mL) により、サンプルの希釈または濃縮不要
  • 従来のFTIR分光法と比較して、感度を30X改善
  • 自動化システムにより、24または96ウェルでの同時解析が可能
  • シンプルなワークフロー:
    専用のプレートに水・バッファ・サンプルを載せ、試験プロトコル選択し、
    スタートボタンを押すだけで自動的に測定を実行
  • deltaソフトウェアによる容易なデータ解釈が可能
  • 前モデル(AQS3pro)からの改良点:
    ・計測サンプル量を半減
    ・計測時間を短縮
    ・より高い分解能の計測が可能



Welcome to RedShiftBio!

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マイクロ流体変調分光法 (Microfluidic Modulation Spectroscopy; MMS)の原理



中赤外レーザーを用いて AmideIバンド(1590~1710cm-1)における差分吸光度を測定し、タンパク質二次構造の変化を高感度に検出することが可能な技術です。

FTIR分光法で使用される従来の光源より100倍以上明るい、可変波長の量子カスケードレーザーが、マイクロ流体セルを通過してタンパク質溶液を探査します。

マイクロ流体セルでは、サンプルとリファレンス(バッファー)フローが急速に交互に切り替えられながら、サンプルとリファレンスの差分吸光度が各波長で測定され、連続的かつ自動的にバックグラウンドの減算が行われます。このことにより測定精度、正確性、シグナル・ノイズ比を劇的に改善し、高い再現性を実現します。

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deltaソフトウェア

deltaソフトウェアは、Apolloで取得した高品質な差分吸収スペクトル(diffAU) データを迅速かつ容易に処理する強力な解析パッケージです。次のデータ解析ワークフローのようにタンパク質特性に関するデータを提供します。

※データは1mg/mL BSAの測定によるもの。

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アプリケーション

複雑な製剤バッファー中のモノクローナル抗体の解析

ウシ血清アルブミン (BSA) の熱変性の解析

ヒトIgG1への圧力と化学的環境の影響の解析

リガンドの結合と安定化によるタンパク質の構造変化の検出

市販のリファレンス・スタンダードのバイオシミラー構造⽐較

バイオシミラーの比較と加速安定性の予測

MMS解析後の回収サンプルの再測定


   複雑な製剤バッファー中のモノクローナル抗体の解析

ネイティブなモノクローナル抗体(IgG1)は、製剤バッファー(10mM Histidine、245mMのTrehalose、10mM Methionine、0.05%PS-20、pH 5.2)で1、5、10、20、50、100、150mg/mL 希釈系列を調製し、AQSproで解析しました。 MMSは、高い再現性と精度で広い濃度範囲にわたってモノクローナル抗体の定量分析を可能にすることが示されました。また、MMSは解析のために濃縮サンプルの希釈を必要とせず、光学的に活性な製剤バッファー成分から全く干渉を受けないこと明らかになりました。


Figure 1:差分吸収スペクトル(diffAU)と直線濃度範囲。
(左) 各濃度のdiffAUのreplicateは、極めて整合しており、測定の卓越した再現性と精度を示している。
(右) タンパク質濃度に対するこの最大diffAUのプロットは、1~150mg/mLの濃度範囲にわたりR2=0.999で直線である。



Figure 2:絶対吸収スペクトル(absAU)と二次微分スペクトル。(左) 濃度のノーマライゼーションとタンパク質置換を計算に取り入れ、diffAUスペクトルからabsAUスペクトルを算出。このabsAUスペクトルと異なる濃度の抗体サンプルの二次微分スペクトルは、それぞれしっかりと整合し、抗体の二次構造は、希釈により変化しないことを示す。



Figure 3:Area of Overlap(AO)と類似性の比較。
5 mg/mLのサンプルreplicatesの平均AOと比較したとき、1-150mg/mLのサンプルは全ての濃度範囲にわたり>98%の類似性を示す。 



Figure 4:高次構造(Higher Order Structure; HOS)の解析。HOS解析(ガウスカーブフィッティング)は、すべてのサンプルが全ての濃度範囲にわたって類似した二次構造を持つことを示す。

※RedShiftBio Application Note : 2019-03 “Monoclonal Antibody Analysis by Microfluidic Modulation Spectroscopy in a Complex Formulation Buffer (1 to 150 mg/mL)” から引用

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   ウシ血清アルブミン (BSA) の熱変性の解析

異なる濃度(1mg/mL、20mg/mL、100mg/mL)のBSAサンプルは、25~90℃の温度範囲で20分間インキュベートし、MMS解析のために室温に冷却しました。タンパク質差分吸収スペクトルは4 cm-1ステップで約1700~1600cm-1のamide Iバンド全体で自動的に取得し、AQS3delta ソフトウェアを用いて解析しました。すべての測定は室温で行い、すべてのサンプルは希釈、透析または他のサンプル調製なしでネイティブ形状で測定しました。

高感度なMMS解析は、BSAの変性と凝集の発生を明確に示しました。



Figure 1:1mg/mLのBSA変性。温度が増加するに従って、αヘリックス構造(1656cm-1)の損失が観察された。これはタンパク質の変性を示す。また、β構造(1618と1692cm-1)の増加が観察され、これは凝集の発生を示す。これらの二次構造変化は60℃から始まり、80℃でプラトーに達するようであった。 20mg/mL、100mg/mLのサンプルにおいても1mg/mLで観察される結果と類似していたが、100mg/mLの70℃を上回る温度ではサンプルのゲル化が起こったため計測不能であった (data not shown)。

※RedShiftBio Application Note : 2019-01 “Thermal Denaturation Analysis of Bovine Serum Albumin over Wide Concentration Range by Microfluidic Modulation Spectroscopy” から引用

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   ヒトIgG1への圧力と化学的環境の影響の解析

高い静水圧は、温度または様々なカオトロピック薬剤の作用に対して直交したタンパク質アンフォールディングを引き起こす熱力学的駆動体です。

MMSにおける圧力摂動アプローチは、モノクローナル抗体製品やバイオ医薬品の製剤開発のためのモデル・システムとして、ヒト免疫グロブリンの安定性を研究するのに用いることができます。

この研究において、特定の化学的環境でヒト免疫グロブリンをアンフォールディングさせる圧力が、平行βシート構造の逆平行β構造(アミロイドタンパク質凝集の特徴的指標)への定量的変換を促進することを示しました。



 

[左] PBSバッファー中の全てのサンプルの赤外線スペクトル。

(A) 絶対吸収スペクトル。
(B) 絶対吸光度の二次微分。
(C) 差分スペクトル
      (リファレンス・スペクトル:コントロール)。
(D) AQS3deltaソフトウェアからの高次構造推定値。

[右] n-propanol in PBSバッファー中の全てのサンプルの赤外線スペクトル。

(A) 絶対吸収スペクトル。
(B) 絶対吸光度の二次微分。
(C) 差分スペクトル
      (リファレンス・スペクトル:コントロール)。
(D) AQS3deltaソフトウェアからの高次構造推定値。

Figure : 
2セットのヒト IgG1サンプル(約4.5mg/mL)をPBSとPBS in n-プロパノール(10%)で調製した。
サンプルは、室温(25℃)でBarocycler 2320EXTを使用して一連の圧力(40、50、60、90 kPSI)に15分間さらし、周囲条件に戻した。追加のサンプルは2分間加熱し(80℃)、周囲環境に戻した。このサンプルは、沈降タンパク質を除去するために、遠心分離した(15000g、10分間)。この上清画分を集め、ブラッドフォードアッセイを使用して濃度を測定した。AQS3proを使用して周囲温度(25℃)でサンプルを測定した。各サンプルは replicate測定を行い、データをAQS3deltaで解析した。


※グラフ画像をクリックするとより大きなサイズで表示できます。

※RedShiftBio Poster ”Pressure-perturbation of protein secondary structure coupled with Microfluidic Modulation Spectroscopy –a powerful platform for biopharmaceutical formulations development.”から引用

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   リガンドの結合と安定化によるタンパク質の構造変化の検出

リガンドの結合はタンパク質の機能に影響を与え、しばしば標的タンパク質の構造変化を引き起こします。形態は機能に適合するため、リガンドを結合したタンパク質と結合していないタンパク質の⼆次構造を決定することは、リガンドがタンパク質の機能をどのように変化させるかをより深く理解するために不可⽋です。

本研究では、あるタンパク質を熱ストレスに対して完全に安定化させるリガンドと、中程度に安定化させるリガンドの2種類のリガンドで試験しました。すべてのサンプルは、タンパク質濃度を1mg/mL、DMSO組成を⼀定の0.6%にしてTable1のように調製しました:
1) Apoタンパク質に0.6%のDMSO vehicleを加え、リガンドを結合したサンプルのDMSO量と⼀致させた、2)タンパク質1とリガンド1、3) タンパク質1とリガンド2。

その後、サンプルを室温に置いたコントロール群と、50℃に⼀晩さらしたストレス群に分注しました。⽬に見える微粒⼦があったサンプルは、0.2μmのフィルターでろ過した後、すべてのサンプルをAQS3proで測定しました。

結果として、MMSは、熱ストレスによるタンパク質1の構造変化と、2種類のリガンドによる安定化効果を検出しました。タンパク質1はリガンド1によって熱ストレスに対して完全に安定化されること、また、リガンド2も安定化効果を多少高めるものの、リガンド2の存在下では、加熱による構造変化が依然として観察されました。MMSは感度の⾼い⼆次構造の特性評価ツールであり、リガンド結合アプリケーションに⼆次構造情報を提供することができます。


Table 1: 熱ストレス解析のために調製したサンプル


Fig.1:絶対吸光度測定。(左) 熱ストレスがApoタンパク質1の吸収スペクトルに影響を与えるが、リガンド1を結合したサンプルでは熱ストレスの影響を受けていない。これは、リガンド1が熱ストレスからタンパク質を保護していることを⽰す。(右) リガンド2を結合した場合と結合していない場合のApoタンパク質1。リガンド2を結合した場合も結合していない場合も、熱ストレスによってメジャーピークの吸光度が⼤きく減少した。しかし、Apoタンパク質の減少は、リガンド2が存在しないサンプルの方が⼤きく、リガンドが熱ストレスに対してタンパク質を幾分安定化させていることがわかる。


Fig.2: ⼆次微分プロット。リガンド2が存在しない場合も、存在する場合も、1652cm-1の主要なピークが熱ストレスの影響を受ける主要な特徴であり、この特徴は、リガンド1の存在下ではより安定していることを示す。


Fig.3: オーバーラップ領域 (Area of Overlap) と類似性。オーバーラップ領域プロットは、絶対吸収スペクトルのベースライン減算⼆次微分から得た。熱ストレスによって1638cm-1の特徴が増加することを⽰す。


Table 2︓オーバーラップ領域の結果から算出した、Apo+vehicle RTサンプルと⽐較した全サンプルの%類似性。


Fig.4:HOS 類似性。類似性プロットを⽤いて、ガウス曲線のフィッティングにより⾼次構造プロット (Higher Order Structure; HOS) を算出した。(左) HOS棒グラフは、50℃の熱ストレス下において、リガンド1がタンパク質1を安定化させ、α-helixとunordered構造がβ-sheetに変性するのを防ぐことを示す。(右) リガンド2がβ-sheetに変性するα-helixとunordered構造の量を最⼩限に抑えることで凝集プロセスを軽減することを⽰すが、タンパク質1は熱ストレスに対して完全には耐性がなく、観察可能なコンフォメーション変化がある。

※RedShiftBio Application Note : "Detecting Protein Conformational Change Due to Ligand Binding and Stabilization Using MMS" から引用

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   市販のリファレンス・スタンダードのバイオシミラー構造比較

本研究では、ELISAベースのアッセイキットの社内標準として使用する製品候補を特定することを目的として、MMSにより、13種類の市販BSAサンプルを既知の活性を持つコントロールのリファレンス・スタンダード分子4112305と比較しました。

結果として、MMS測定の極めて⾼い感度と再現性により、<2%のサンプル間の構造的な違いを検出し、ELISA製品に組み込む際に許容できる活性を維持した5種類のBSAバイオシミラーサンプルを特定することに成功しました。


Figure:⾼次構造 (Higher Order Structure; HOS) プロットを、⼩さいながらも有意な差が強調されるようにスケーリングを調整したもの。

MMSによるデルタプロット解析、安定性プロット解析でコントロールと最も類似した構造を示した452、509、467、4224155、BB61570101は、ELISAベースのキットでも許容できる活性を示したが、その他の分子は示さなかった(data not shown)。

unordered構造の寄与がわずかであること、また最も高い程度のαヘリックス構造を⽰していることがELISA製品での最も⾼い活性と⼀致しており、αヘリックス領域がアッセイ活性に不可⽋である可能性を示した。

※RedShiftBio Application Note : "Biosimilar Structural Comparison of Commercially Sourced Reference Standards by MMS Rapidly Detects Subtle but Critical Differences to Correctly Predict Activity for Use in an ELISA Product" から引用

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   バイオシミラーの⽐較と加速安定性の予測

バイオシミラー分⼦は、承認されて市場に出回っているイノベーター分⼦を構造的に模倣して設計されています。バイオシミラーは、多くの治療薬への患者のアクセスを向上させることで、市場における競争の機会を創出するという点で重要です。遺伝⼦改変で作られたバイオシミラーとそのイノベーター分⼦の間のわずかな構造の違いをも測定する能⼒は、バイオシミラー医薬品の承認を得るために不可⽋です。

本研究では、加速安定性試験に使⽤するために、製剤バッファー中の4組の異なるインスリンバイオシミラーを4℃と30℃で8週間保持しました。MMS解析により、従来の技術では⾒えない⾮常に⼩さな構造変化を検出でき、安定性試験に使⽤できることが示されました。さらに、AQS³deltaソフトウェアによってシンプルな数値出⼒が⽣成され、サンプルを迅速に⽐較・ランク付けして結果を容易に解釈することができました。


Table 1:4組の安定性サンプルについて類似性解析を⾏い、各ペアの4℃サンプルをリファレンスとして⽤いて個別の⽐較を⾏い、30℃サンプルの類似性を計算した。また、各サンプルの濃度をオーバーラップ領域から計算し、既知濃度のスタンダードと⽐較した。
シリーズの各4℃サンプルとそれに関連する30℃のサンプル間で1%未満の差が⾒られた。しかし、すべての差は、 予め測定していたサンプル1aの5replicate間の平均分散0.4 +/- 0.07% (data not shown) よりも⼤きく、⼩さいながらもこれらの差が有意であることを⽰す。計算したサンプル濃度は、名⽬上の濃度の実験誤差の範囲内であり、最も重要なことには、2つのインキュベーション温度のサンプルペア間で有意な変化はなかった。これは、4種類のサンプルのいずれについても凝集によって物質が失われなかったことを⽰している。


Figure 1:4℃および30℃で8週間保持した、製剤化した⼈⼯インスリンサンプルのペアの⾼次構造 (HOS) プロット。各安定性サンプルペアの間の⼩さくも有意な差を⽰す。各構造タイプのパーセンテージ値は、4組のペアすべてにおいてαヘリックスのHOSへの寄与が4℃と30℃のサンプル間で減少し、4組すべてでβシートの量が4℃と30℃のサンプル間で増加したことを⽰している。


Figure 2:各構造の群についての4℃と30℃の差分グラフ。測定されたわずかな違いのため、Fig.1に⽰される両温度での各⼆次構造タイプのサンプルペア間でのすべての⼆次構造変化を、以下の計算を⽤いて算出し、差分HOSプロットに変換した:((30℃での%構造 – 4℃での%構造) / (4℃での%構造)) x 100。この⽅法により、サンプル間の違いが強調され、温度に対する安定性がより⾼いことを⽰すものと変化の⽅向 (正または負) が強調された。この結果から、これらのサンプルの安定性は、⾼い⽅から3、2、4、1であると予測された。これは、収集した以前の独⾃の安定性データ (not shown) と直接相関していた。

※RedShiftBio Application Note : "Biosimilar Comparison and Accelerated Stability Predictions Based on <2% Secondary Structure Differences Using Microfluidic Modulation Spectroscopy (MMS)" から引用

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   MMS解析後の回収サンプルの再測定

MMSは、⾼い再現性、⾼い感度、⾮破壊の⼆次構造特性評価技術であり、MMS解析後のサンプルを再回収して、さらなる特性解析に使⽤することが可能です。この事例では、HPLC⽔に5 mg/mLで調製したニワトリ卵⽩リゾチームをMMS解析し、解析後に回収したサンプルを、2つに分注して再測定しました。分注1は、さらなる処理なしでMMS解析を行い (collected)、分注2は、MMS再解析の前に 0.5 mL 10 kDa Pierce™濃縮機で濃縮し、その後MMS解析を行いました (concentrated)。卵白リゾチームの構造がMMS解析、再回収、再濃縮によって影響を受けず、貴重なサンプルを節約して再利⽤できることが実証されました。


Figure:最初の 5mg/mL サンプル、再回収サンプル (Collected)、再濃縮サンプル(Concentrated) の⾼次構造 (HOS) の結果。各サンプルの⼆次構造要素の寄与率を⽰している。再回収および再濃縮の後も⼆次構造に⼤きな変化はなかった。

※RedShiftBio Application Note : "Microfluidic Modulation Spectroscopy as a Non-Destructive Structural Characterization Technique"から引用

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導入事例:Fina Biosolutions社

Pharmaceutical Outsourcingで取り上げられたFina Biosolutions社の事例です。同社は、AQS3pro MMSプラットフォームをワークフローに組み込んで、新しく改良されたキャリアタンパク質を開発しました。

記事タイトル Developing a New Carrier Protein for Conjugate Vaccines: Analytical Strategies for Similarity Testing and Formulation Development

結合型ワクチン用の新しいキャリアタンパク質の開発:類似性試験と製剤開発のための分析戦略
投稿日 2021年3月4日
記事URL https://www.pharmoutsourcing.com/Featured-Articles/573869-Developing-a-New-Carrier-Protein-for-Conjugate-Vaccines-Analytical-Strategies-for-Similarity-Testing-and-Formulation-Development/


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Testimonial - お客様の声

ターゲット医薬品会社によるモノクローナル抗体特性評価

AQS3proは、高濃度のサンプルが使用できない他の分光機器技術には必要な、高濃度のサンプルの希釈によって生じる不確定性なしに二次構造の安定性を評価することが可能であるため、大変重要です。

解析に干渉しないバッファーでのサンプル希釈によって、どのような作用(アーチファクト)が持ち込まれる可能性があるか、必ずしも分かりません。

MMSは希釈を全く必要とせず、他の手法には適合しない光学活性成分をしばしば含む製剤バッファーとの適合性があります。細胞培養の最も初期段階、製剤開発、製造過程へと、サンプルと共に推移することができ、濃度と独立したデータを生成するこの解析法は、非常に有用です。

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オンデマンドWebinar (弊社実施|日本語)


 中分子/高分子医薬品における新規特性解析ツールの活用事例 (ライブ実施日時:2024-03-07)




近年、抗体医薬品に代表されるバイオ医薬品や核酸医薬品の開発が盛んにおこなわれています。
さらに、新たな創薬モダリティとして遺伝子治療やmRNA医薬品の上市が進められております。

新医薬品開発においては分子の特性を明らかにすることの重要度が高く、生物学的な活性以外に物理化学的な特性解析を行う必要があります。
中でも高次構造は活性との相関性が高く、安定性の予測においても役立つパラメータです。

分光学的手法によるスペクトル解析から、バイオ医薬品をはじめとした近年注目を浴びている創薬モダリティにおいて、Similarity(同質性)、Aggregation(凝集)、Quantitation(定量)、Structure(構造)、Stability(安定性)の評価を可能にする画期的な構造解析技術、MMS法(Microfluidic Modulation Spectroscopy)をADCやRNAの測定事例を交えてご紹介いたします。

※上記画像をクリックいただくと、別タブでお名前等をご入力する欄が表示されます。ご入力の上視聴ください。


 タンパク質の特性解析における強力な新規ツールとその活用事例のご紹介 (ライブ実施日時:2022-11-17)




バイオ医薬品開発においてタンパク質の特性解析は必要不可欠であり、様々なツールが用いられています。RedShiftBio社製AQS3pro及びApolloは分光学的手法によるタンパク質の特性解析により、創薬から製造までのすべての開発フェーズをサポートする新規ツールです。

これまでの分光学的手法を用いたタンパク質の特性評価ツールではバッファー環境や水の影響がクリティカルであり、克服すべき課題でした。本ツールはその課題を克服し、高解像度かつ自動化された解析方法によりラベルフリーで安定性、同質性といったタンパク質の特徴を捉えることが可能です。

本ウェビナーではこの新規ツールの測定原理や最近報告された免疫グロブリンアミロイドーシスの特性解析やインスリンのバイオシミラー評価を含む活用事例をご紹介いたします。

※上記画像をクリックいただくと、別タブでお名前等をご入力する欄が表示されます。ご入力の上視聴ください。


 タンパク質の特性解析における強力な新規ツールのご紹介 (ライブ実施日時:2022-07-28)




RedShiftBio社製AQS3pro及びApolloは分光学的手法によるタンパク質の特性解析により、創薬から製造までの
すべての開発フェーズをサポートする新規ツールです。

これまでの分光学的手法を用いたタンパク質の特性評価ツールではバッファー環境や水の影響がクリティカルであり、
克服すべき課題でした。本ツールはその課題を克服し、高解像度かつ自動化された解析方法によりラベルフリーで
安定性、同質性といったタンパク質の特徴を捉えることが可能です。

本ウェビナーではRedShiftBio社独自の新規技術にフォーカスし、アプリケーション事例や2機種(AQS3pro及びApollo)
の違いを交えてご紹介いたします。

※上記画像をクリックいただくと、別タブでお名前等をご入力する欄が表示されます。ご入力の上視聴ください。



 バイオ医薬品開発における分光学的手法を用いたタンパク質の特性評価事例のご紹介 (ライブ実施日時:2021/7/7)




RedShiftBio社製 次世代タンパク質特性評価システム AQSproは、新規の分光学的手法であるマイクロ流体変調分光法(Microfluidic Modulation Spectroscopy; MMS)を用いたタンパク質・ペプチドの二次構造解析システムです。従来のタンパク質二次構造解析技術を大幅に上回るダイナミックレンジ、感度、精度を提供しながら、自動化された解析方法で、タンパク質の二次構造、類似性、安定性、凝集、定量に関する測定をラベルフリーで行うことができます。二次構造という、基礎的な構造情報を取得することにより、創薬・製剤・製造まで、すべての開発フェーズにおけるバイオ医薬品の特性評価をサポートします。

本セミナーでは、MMS技術や抗体薬物複合体(Antibody Drug Conjugate; ADC)をはじめとした バイオ医薬品に関連した測定事例についてご紹介いたします。

※上記画像をクリックいただくと、別タブでお名前等をご入力する欄が表示されます。ご入力の上視聴ください。

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オンデマンドWebinar (RedShift社)



https://redshiftbio.com/webinars/ より、オンデマンド視聴可能なWebinarをご覧いただけます。


 Characterizing Amyloid-Forming IgG Light and Variable Chains Using Microfluidic Modulation Spectroscopy
   マイクロ流体変調分光法によるアミロイド形成IgG軽鎖および可変鎖の特性評価

このウェビナーでは、生殖細胞由来(GL)の非疾患原因IgG、多発性骨髄腫患者(MM)由来の潜在的疾患原因ドメイン、アミロイドーシス患者(AL)由来の疾患原因ドメインの軽鎖および可変鎖ドメインの構造解析について説明します。各サンプルは、RedShiftBio社が開発した高精度二次構造特性評価ツールであるMicrofluidic Modulation Spectroscopy (MMS) を用いて解析されました。IgGの完全な構造解析は、凝集のメカニズムがまだ解明されていないため重要であり、さらに解明が進めば、潜在的な治療法や治癒への洞察につながることが期待されます。


 Automated High-Throughput Infrared Spectroscopy For Secondary Structure Analysis Of Protein Biopharmaceuticals
   タンパク質バイオ医薬品の二次構造分析のための自動化されたハイスループット赤外分光法

Automated High-Throughput Infrared Spectroscopy For Secondary Structure Analysis Of Protein Biopharmaceuticals このウェビナーでは、ファイザー社のDr.Lucy L. Liuが、マイクロ流体変調IR分光法(MMSまたはMM-IR)を使用してタンパク質の二次構造を決定することの重要性について説明しています。 彼女の研究によると、MM-IRは、自動操作と優れた堅牢性に加えて、低濃度サンプルに対してより高い感度と再現性を備えています。
 

 Physicochemical Characterization of Antibody-Drug Conjugates
   抗体-薬物複合体の物理化学的特性評価

Physicochemical Characterization of Antibody-Drug Conjugates このウェビナーでは、次のことを学びます。
  • 治療用抗体および抗体薬物複合体の高次構造(HOS)を分析する。
  • コンジュゲートタンパク質の二次構造の影響を説明する。
  • AQS3proとMMS(Microfluidic Modulation Spectroscopy)の組み合わせにより、バイオ医薬品の二次構造解析において、信頼性の高い高感度かつ高解像度の解析が可能であることを示す。
 

 Automated Analysis Of Protein Secondary Structure Changes Due To Ligand Binding Using Microfluidic Modulation Spectroscopy
   マイクロ流体変調分光法を使用したリガンド結合によるタンパク質の二次構造変化の自動分析

Automated Analysis Of Protein Secondary Structure Changes Due To Ligand Binding Using Microfluidic Modulation Spectroscopy このウェビナーでは、次のことを学びます。
  • リガンドがタンパク質の機能をどのように変化させるかをより完全に理解するために、リガンドがある場合とない場合のタンパク質の二次構造を決定することの重要性
  • 低濃度でDMSOを含むバッファーを使用して二次構造をより高感度にプローブする方法
  • 熱ストレスによる構造変化の検出方法
  • ファイザーは、MMSテクノロジーによって可能になったAQS3proを評価し、FTIRよりも高感度かつ広い濃度範囲で二次構造をプローブしました。 このウェビナーでは、ファイザー社のディスカバリーサイエンスの構造および分子科学部門の主任科学者であるアリソンH.バルゲーゼが、タンパク質の二次構造をレガシー技術よりも効果的に測定する能力を実証するマイクロ流体変調分光法を使用したこの研究の結果と利点を紹介します。
 

 HOS biocompatibility by MMS of active and inactive biosimilars
   アクティブおよび非アクティブなバイオシミラーのMMSによるHOS生体適合性

このウェビナーでは、次のことを学びます。
  • バイオシミラーサンプルの二次構造の小さな違いを測定する方法を学びます(以前は既存の分析技術では不可能でした)
  • QC環境およびバイオシミラーHOS研究におけるマイクロ流体変調分光法の利点を理解する
  • HOS研究用の分析ツールキットの概要と、マイクロ流体変調分光法がワークフローにどのように適合するかを確認します
 

  Biophysical Characterization Of Biologics
   生物製剤の生物物理学的特性

このウェビナーでは、次のことを学びます。
  • 体液の動態を測定することは、薬の効能についての貴重な洞察を提供します
  • 生化学的および生物物理学的手法を使用して、抗体薬物複合体を最もよく特徴付けることができますか?
  • LC / MSを使用したADCのペイロードレベルと共役部位の決定。
 

  Workflows For Biotherapeutic Higher Order Structure Characterization
   生物療法の高次構造の特性評価のためのワークフロー

このウェビナーでは、次のことを学びます。
  • 融合タンパク質の高次構造
  • モノクローナル抗体の高次構造
  • バイオフォーミュレーションにおける高次構造類似性評価
  • バイオ医薬品の安定性評価ワークフロー
 

  Exploring Novel Vaccine Characterization Methodologies
   新しいワクチンの特性評価方法の調査

このウェビナーでは、次のことを学びます。
  • ワクチン開発におけるタンパク質の二次構造の特性評価が重要である理由を理解する
  • 二次構造研究のための現在の技術をレビューする
  • 集計、定量化、安定性、類似性、構造を測定および定量化するAQS3proの結果を提供します


上記のほかにも、過去に実施されたWebinarのオンデマンド視聴を、https://redshiftbio.com/webinars/ より、
ご確認いただけます。

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Apollo 構成品・消耗品

 構成品
型式 商品名
RSB500-201 Apollo MMSシステム(96ウェル)
RSB500-203 Apollo 24ウェルプレート アップグレードキット
RSB500-032 delta 21 CFR ソフトウェアパッケージ
RSB500-002 delta 解析ソフトウェアライセンス(1seat)
RSB500-011 MMS 24ウェルプレート キャリア+カバー
RSB500-023 MMS 96ウェルプレート キャリア+カバー
 消耗品
RSB500-204 Apollo バッファーカップ (バッファーステーション用|40個)
RSB500-205 Apollo バッファーカップ (バッファーステーション用|80個)
RSB500-206 Apollo バッファーステーション ガスケット (10個)
RSB500-207 Apollo バッファーステーション 交換カバー
RSB500-005 MMS 24ウェルプレート (5枚/パック)
RSB500-006 MMS 24ウェルプレート (25枚/箱)
RSB500-007 MMS 24ウェルプレートガスケット (10個/パック)
RSB500-025 MMS 96ウェルプレート (5枚/パック)
RSB500-026 MMS 96ウェルプレート (25枚/箱)
RSB500-027 MMS 96ウェルプレートガスケット (10個/パック)
RSB500-008 MMS ニードルフィルター (4個/パック)
RSB500-046 MMS 96ウェルローディングプレートガイド
 交換部品
RSB500-202 Apollo 96ウェルプレート・アセンブリ (バッファーステーション付)
RSB500-003 MMS フローセル・アセンブリ

バッファーカップ
Apolloでのサンプル計測間の洗浄ステップに用いるバッファーを入れる、使い捨ての消耗品です。
最大容量25mL、最小容量1mL。ポリスチレン製。
バッファーステーション
Apolloのバッファーカップを収納するのに用います。96ウェルプレートキャリアの横に取り付けます。
 

※ 本体(アナライザーユニット、電子ユニット)には、
     PCモニター、キーボード、マウスが付属します。

※ この他に以下をご用意していただく必要があります。
  • 低圧クリーンドライエアー(または窒素)供給装置
  • 高圧クリーンドライエアー供給装置
  • 水 (HPLCグレードまたは滅菌水)
  • イソプロピルアルコール (HPLCグレード )
  • クリーニング溶液
  • ソニケーターまたは脱気器


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仕様

次世代タンパク質特性評価システム Apollo
 測定仕様
測定方法 マイクロ流体変調分光法 (Microfluidic Modulation Spectroscopy)
測定タイプ 中赤外分光法
サポートするタンパク質測定法 二次構造、類似性、化学的および熱安定性、凝集、定量
フラクション回収 大部分の一般的なコレクターをサポート
濃度範囲 0.1 ~ >200 mg/mL
典型的な再現性 2 mg/mL Lysozyme において >98% (area of overlap)
構造(HOS) 再現性 2 mg/mL において 1% (1σ)
サンプル量 50 μL (replicateあたり)
最大ウェル容量 96ウェルプレート:1.4 mL
24ウェルプレート:6.0 mL
Replicate数/ウェル 96ウェルプレート:3
24ウェルプレート:>3
名目上のプレートキャパシティ
(同じバッファーを使用する場合)
96ウェルプレート:47サンプル
24ウェルプレート:10サンプル
名目上のプレートキャパシティ
(異なるバッファーを使用する場合)
96ウェルプレート:12サンプル
24ウェルプレート:4サンプル
最大サンプル粘度 96ウェルプレート:2 cP
24ウェルプレート:20 cP
典型的な測定時間 18分 (3 replicate)
 自動化
測定プレート 24ウェル 、96ウェル
追加バッファーステーション 2 (96ウェルのみ)
キャリブレーションと洗浄 自動洗浄・クリーニング・キャリブレーション
プレート冷却機能 有 (96ウェルのみ、10℃)
 光源・検出器
光源 連続波量子カスケードレーザー
スペクトル範囲 1590~1710 cm-1 (Amide I Band)
スペクトルステップサイズ
(分解能)
1cm-1
スキャンモード Sweep Scan
データポイント数/スペクトル 92
検出器 TE冷却MCT (液体窒素フリー)
マイクロ流体セル ユーザーによる交換が可能
 ソフトウェア
OS Windows
ファイル・フォーマット CSV
解析ソフト delta
 寸法・重量・電源
寸法・重量 アナライザーユニット:約 (W) 46 x (D) 47 x (H) 56 cm、約37Kg
電子ユニット:約 (W) 27 x (D) 46 x (H) 63.5 cm、約18Kg
電源要件 100-240 VAC、<300 W、50-60 Hz



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References

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  • CHARACTERIZATION CORNER – A New Weapon in Formulation Development
    Matt McGann, Drug Development & Delivery October 2019 Vol 19 No 7
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  • Enhanced Protein Structural Characterization Using Microfluidic Modulation Spectroscopy
    Eugene Ma, Libo Wang, and Brent Kendrick, Spectroscopy, 2018 Volume 33, Issue 7, pg 46–52 ( )

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  • RedShift BioAnalytics, Inc.

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