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リキッドバイオプシーリファレンスマテリアル

リキッドバイオプシーリファレンスマテリアル

リキッドバイオプシーNGSアッセイのため患者様リファレンスマテリアル

リキッドバイオプシーNGSアッセイの臨床利用には、非常に高い感度での正確性が要求されます。このような検査には、アッセイの感度と性能をバリデーションすることが求められ、目的に応じた患者様のリファレンスマテリアルが必要になります。

LGC Clinical Diagnositcs社では、特許取得済みの循環腫瘍DNA(ctDNA)テクノロジーを使用し、臨床的に関連するバリアントを網羅し、ctDNAサイジングを行った最も患者に近いリファレンスマテリアルを提供しています。ライブラリ―の複雑性を改善し、リキッドバイオプシーNGSアッセイの開発、検証、ルーチンの臨床検査の導入を加速します。

特長

  • 臨床的に重要な広範の腫瘍バイオマーカーへ容易にアクセスできます。
  • 天然のcfDNAのみを使用したものと比較して、より包括的な解析バリデーションを行えます。
  • SNV, INDEL, CNV, SV/Gene fusionなどの幅広いバリアントタイプを含む高度マルチプレックスミックスにより費用対効果の試験に繋がります(1つのリファレンスサンプルあたり、最大40のバリアントを含みます)。
  • ゲノムカバレッジの向上と、ライブラリーの複雑性(分子の多様性)の改善をもたらします。


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製品概要

NGSワークフローのすべてのフェーズにおける包括的なソリューション


  • Seraseq® ctDNA v2 controls
    • 28遺伝子、40バリアント(SNV, INDEL, SV)を多くのがんのctDNAリファレンスサンプル
    • WT(0%), 0.125%, 0.25%, 1%, 2%の幅広い変異対立遺伝子頻度(VAF)を入手可能です。
    • フォーマットは、精製されたDNAに加え、フルプロセスコントロール用の血漿マトリックスに封入されたものの2種類があります。
    • Gene Table
      AKT1● CTNNB1● FLT3● GNAS● GNAS● NRAS/CSDE1● RET●
      APC●◊ EGFR●◊ FOXL2● IDH1● MPL● PDGFRA●◊ SMAD4◊
      ATM◊ ERBB2◊ GNA11● JAK2● NCOA4-RET ‡ PIK3CA●◊ TP53●◊
      BRAF● FGFR3● GNAQ● KIT● NPM1◊ PTEN●◊ TPR-ALK‡
      ● = SNV    ◊ = INDEL    ‡ = SV


  • Seraseq® ctDNA complete
    • 16遺伝子、25バリアント(SNV, CNV, INDEL, SV)をカバーする固形がんに特化したctDNAリファレンスマテリアル
    • 幅広い変異対立遺伝子頻度(VAF)(WT(0%), 0.1%, 0.5%, 1%, 2.5%, 5%)を入手可能です。
    • フォーマットは、精製DNAとフルプロセスコントロール用の血漿マトリックスに封入されたDNAの2種類があります。
    • Gene Table
      AKT1● BRCA2◊ ERBB2▪◊ MYC▪
      ALK ● CD74-ROS1‡ KIT● NCOA4-RET‡
      BRAF ● EGFR●◊ KRAS● NRAS●
      BRCA1◊ EML4-ALK‡ MET ▪ PIK3CA●◊
      ● = SNV    ◊ = INDEL    ▪ = CNV    ‡ = SV

      Gene List
      AKT1 BRCA1● ERBB2 GNA11 KIT NCOA4-RET PTEN
      ALK● BRCA2● ERBB2 CNV● GNAQ KRAS NPM1 RET
      APC CD74-R0S1● FGFR3 GNAS MET CNV● NRAS SMAD4
      ATM CTNNB1 FLT3 IDH1 MPL PDGFRA TP53
      BRAF EGFR FOXL2 JAK2 MYC CNV● PIK3CA TPR-ALK
      ctDNA v2     ctDNA complete ●


  • Seraseq® ctDNA MRD Panel
    • NGSベースのMRDアッセイの開発および検出限界(LoD)検証用の超低アレル頻度ctDNAリファレンスマテリアル
    • 多数の体細胞変異を保有する疾患細胞株、そのSNPに適合した正常細胞株、治療に関連するDNAバリアント(生合成)に由来
    • 腫瘍および正常DNAを4つの腫瘍分画(0.5%, 0.05%, 0.005%, 0%)にブレンドしています。断片は、患者のctDNAを模倣した大きさに調製されています。


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型番

Seraseq ctDNA v2
Material # Product Format AF Total Mass
0710-0203 Seraseq® ctDNA v2 Reference Material Synthetic Plasma Matrix 2% 125ng
0710-0204 1% 125ng
0710-0205 0.5% 125ng
0710-0206 0.250% 125ng
0710-0207 0.125% 125ng
0710-0208 WT 125ng
0710-0139 Seraseq® ctDNA v2 Mutation Mix Purified Mix 2% 250ng
0710-0140 1% 250ng
0710-0141 0.5% 250ng
0710-0142 0.25% 250ng
0710-0143 0.125% 250ng
0710-0144 WT 250ng


Seraseq ctDNA Complete
Material # Product Format AF Total Mass
0710-0669 Seraseq® ctDNA Complete™  
Reference Material
Synthetic Plasma Matrix  5% 125ng
0710-0670 2.5% 125ng
0710-0671 1% 125ng
0710-0672 0.5% 125ng
0710-0673 0.1% 125ng
0710-0674 WT(0%) 125ng
0710-0528 Seraseq® ctDNA Complete™  
Mutation Mix
Purified Mix 5% 250ng
0710-0529 2.5% 250ng
0710-0530 1% 250ng
0710-0531 0.5% 250ng
0710-0532 0.1% 250ng
0710-0533 WT(0%) 250ng


Seraseq ctDNA MRD Panel
Material # Product Format AF Total Mass
0710-2146 Seraseq ctDNA MRD Panel Mix   Purified Mix   0%TF 200ng
0.5% TF 200ng
0.05% TF 200ng
0.005% TF 200ng


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開発ワークフロー

A generic workflow for the development of Seraseq ctDNA reference materials
図1. Seraseq ctDNAリファレンスマテリアルを開発するための一般的なワークフロー

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Seraseq ctDNAの定量

Seraseq ctDNAリファレンスマテリアルは、すべてのバリアントが理想的な対立遺伝子でブレンドされた合成プラスミドに由来します。これらのリファレンスマテリアルはデジタルドロップレットPCR(ddPCR)を用いて定量されています。cfDNAベースのターゲットNGSアッセイにより直交解析されます。

Analysis of the 25 variants in the Seraseq ctDNA Complete™ reference material at blended AF levels 図2: Seraseq ctDNA Complete リファレンスマテリアルに含まれる25のバリアント、対立遺伝子頻度(0.1%, 0.5%, 1%, 2.5%, 5%)におけるデジタルPCR解析(a)と、ターゲットcfDNA NGSアッセイ(Archer Dx社 Reveal-28 ctDNA)とddPCR(Biorad Lab社QX200)の一致(b)

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この製品のメーカー

  • LGC Clinical Diagnostics, Inc. (旧LGC SearCare)
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