フリームービング・ラットにおける、胆汁採取
Instech社のデュアルチャネルまたは3チャネルのバスキュラアクセスボタン(VAB)を利用することにより、ストレスの少ない自由活動(無麻酔・無拘束状態)環境下で胆汁採取を行うことが可能です。
VABは、ハーネス部とテザー部を切り離すことができます。オプションでループコネクタが用意されており、手術後回復期間等において胆汁採取をしない間、胆管と十二指腸をシャント接続し、自然の生理状態(胆汁循環)を維持することが可能です。ループコネクタを外しテザーと接続する事によって、胆汁採取を再開できます。
ボタンは、胆管・十二指腸へのカニュレーション時に留置します。特別な閉塞用カテーテルをご用意いただく必要がありません。投与部位別カテーテル(型式:C33PU-RBD1302, C30PU-RBD1424, C33PU-RBD1919)をご利用の場合は、1本で胆管と十二指腸両方に挿入可能です。
※お断り:本製品は動物実験用です。人・動物の診断あるいは治療等の 臨床用途に使用することはできません。 |


手術手技の難易度は高くなりますが、マウスモデルの場合も、胆汁採取構成を組むことが可能です。 (手術手技のサポートは行っていません)
ボタン部 |
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VABM2JB/25R25 |
バスキュラアクセスボタン(VAB)2ch
※コネクタ部接続:25Ga+25Ga、インジェクタ付 |
テザー部 |
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VABM2T/25 |
VAB用スプリングテザー(2ch) |
消耗品・アクセサリ |
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VABM2L |
VAB(2ch)用ループコネクタ |
VABMG |
バスキュラアクセスボタン・ハンドリングツール
(マウス用) |
VABM2C |
VAB用保護メタルキャップ (2ch用) |
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VABM2JB/25R25・VABM2L
2chボタンへのループコネクタ装着時イメージ |