- myBaits Expert 2019-nCoV (新型コロナウイルス(2019-nCoV)用)
新型コロナウイルス(2019-nCoV)の発生源と進化の特定のための研究用。2020年1月31日時点のNCBIデータベースで利用可能なすべての全ゲノム配列および部分ゲノム配列に基づいています。
- myBaits Expert Mito (ミトコンドリアゲノム用)
ミトコンドリアDNA(mtDNA)シーケンスは、系統発生学、集団遺伝学、種同定などで利用されています。各細胞のmtDNAの内因性コピー数が多いため、さまざまなサンプルソースから良好な回収率が得られます。myBaits Expert Mito は、新鮮なDNA、農業、環境、法医学、古代、またはアーカイブ資料など、あらゆるタイプの標本から完全なmtDNAシーケンスを回収するのに適したベイト長、タイル密度、ベイト濃度で設計されています。ヒト、犬、馬、羊など、考古学または法医学研究に関連性の高い生物を含む、さまざまな生物用のラインナップがあります。
- myBaits Expert UCE (UCEs (超保存エレメント) 用)
UCEは、より多様な配列が隣接する、高度に保存されたゲノム領域です。UCE遺伝子座のセットは、脊椎動物や昆虫を含むさまざまな分類学グループで特定されており、新規および非モデル種の系統発生研究の理想的なターゲット・キャプチャ候補として利用されています。
ラインナップ︓
・四肢動物用
・魚類用
・無脊椎動物用 (クモ綱、甲虫目、ハエ目、ハチ目)
- myBaits Expert Whole Genome Enrichment (WGE)(全ゲノム用)
複雑なDNAソースからのゲノムワイドDNAのターゲットキャプチャに適した、ビオチン化RNAベイトです。環境DNAや古代DNAなどの複雑なメタゲノムサンプルからゲノム全体の内因性DNAを大量に濃縮できます。カスタムWGEベイトを製造するために必要なものは、ゲノムの配列が決定されていない場合でも、目的の生物または近縁の生物からの高品質ゲノムDNAのサンプルのみです。
- myBaits Expert 16S-Hyb (細菌ゲノム (16S rRNA) 用)
16S rRNA遺伝子配列は、微生物分類および系統解析のために頻繁に使用されます。myBaits Expert 16S-Hybパネルは、超可変領域ではなく遺伝子全体を濃縮し、16Sアンプリコン配列よりも良好な分類学的分解能および少ないバイアスをもたらします。また、メタゲノム研究と組み合わせて、個々のサンプルのより少ないシーケンス深度しか必要とせずに、新規表現型に寄与している可能性のある希少な分類群を効率的に特定することができます。
- myBaits Expert Wheat Exome Panel (小麦エクソーム用)
myBaits Expert Wheat Exome Panelは、最新のゲノムアセンブリーとChinese Springの注釈セットを使用してInternational Wheat Genome Sequencing Consortium (IWGSC) と共同で開発されました。このパネルは、六倍体コムギの完全な高い信頼性のエクソン注釈付きゲノムを濃縮し、15GBを超えるTriticum aestivumゲノムの250メガベース以上のCDSおよびCDS近傍領域を回収します。
- myBaits Expert Angiosperms 353 (被子植物オーソログ用)
すべての被子植物 (顕花植物) のオーソログである数百の単一コピー遺伝子を濃縮します。プローブは、すべての顕花植物中に存在する5~15の代表的な配列を含む、353の遺伝子座から設計されています。これらのプローブは、顕花植物の系統発生研究に広く適用可能です。
- myBaits Expert Compositae-1061 (キク科植物オーソログ用)
Compositae/Asteraceae (キク科) 植物ファミリーの2~3の代表的な配列を含む、1061個の遺伝子座から設計されています。これらプローブは、キク科とその姉妹科であるカリケラ科 (Calyceraceae) メンバーの系統発生研究に広く適用可能です。
- myBaits Expert Onconome (がん関連遺伝子用)
このパネルは、Kandoth et al (Nature (2013)502:333-339)およびLawrence et al (Nature (2014)505:495-501)によって明らかになった、 がんに関連する290遺伝子をターゲットにしています。探索的ターゲットエキソームシーケンシングに最適です。
※本ページに記載の製品は、すべて研究・実験用です。
人・動物の診断あるいは治療等の臨床用途に使用することはできません。