Product

ハイスループット細胞イメージングシステム CELLAVISTA 4/NYONE

複合領域・汎用腫瘍・がん研究

ハイスループット細胞イメージングシステム CELLAVISTA 4/NYONE

高精細画像をスピーディに取得可能!

CELLAVISTA 4・NYONE は、プレートベースで培養状態のまま、細胞量や蛍光を無侵襲・ハイスループット計測することが可能な、イメージングサイトメーターです。
ソフトウェアは、誰でも使える洗練された操作性を有しています。

30種類以上の多彩なアプリケーションが予め組み込まれており、複雑な設定をすることなく計測を行うことができます。

特長・ベネフィット

  • 卓越した高画質:
    特殊な光学部品とレーザー・ベースの自動フォーカス・メカニズムを採用、 顕微鏡レベルの高画質を
    ハイスループットで取得。
  • 高速:
    • 明視野・ノーマル96 ウェルプレート:
      CELLAVISTA 4K・サイエンティフィック:2 分
      NYONE 4K:4 分、サイエンティフィック:3分
    • 明視野・ノーマル384 ウェルプレート:
      CELLAVISTA 4K・サイエンティフィック:3 分
      NYONE 4K:6.5 分、サイエンティフィック:4分
        ※×4レンズ使用、full well scan時

  • 広視野・高分解能
    CELLAVISTA 4K:5440x5440|29.6Mpx、サイエンティフィック:2048x2048|4.19Mpx
    NYONE 4K:4496x4496|20.2MPx、サイエンティフィック:2048x2048|4.19MPx
    低ノイズ ペルチェ冷却 CCD カメラを採用
  • マイクロプレート(SBS フォーマット:6,12,24,48,96,384ウェル)、
    顕微鏡スライド(オプション)、培養皿(オプション)での計測が可能
  • 高速オートフォーカス機能搭載
  • 明視野用ノーマライズ機能
    メニスカス効果(ウェルの縁が暗くなる現象)を画像処理により打ち消す機能が付属します。シングルセルクローニングに必要な視覚判別がより容易になります。

ノーマライズ無

ノーマライズ有
  • ハイスループットモデル Cellavista 4の性能
    • 撹拌を抑えた新しいイメージングモーション機構
    • 超高速マルチプレックスイメージング
    • 高感度蛍光検出のための光学系
    • HCSグレードレンズ
    • 3倍の感度:
      より短い露光時間、より速い測定 (高いスループット)、より少ないブリーチング
    • 2倍のオートフォーカス性能 (前モデル比)

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直感的な操作が可能なYTソフトウェア

YTソフトウェアは、64以上の設定済みイメージングアプリケーションをサポートしています。シンプルで直感的な操作により、CLDやハイスループット研究開発プロセスのためのすべてのアプリケーションに対応します。

YTソフトウェアは、実験のセットアップから、正確な画像解析によるハイスループット画像の自動取得、文書化やプレゼンテーションのためのデータの保存、取り扱い、処理まで、完全なツールを提供します。高解像度で保存された画像は、何年にもわたって結果を追跡することができます。

HOME 画面

ソフトウェア HOME 画面
HOME 画面では汎用性の高いアプリケーションがアイコンとして一覧されています。
実験者はアイコンをクリックするだけでアプリケーションを開始することができます。

※搭載アプリケーションは継続的に開発されており、随時追加されていきます。

結果表示YTソフトウェアは、実験のセットアップから、正確な画像解析によるハイスループット画像の自動取得、文書化やプレゼンテーションのためのデータの保存、取り扱い、処理まで、完全なツールを提供します。 高解像度で保存された画像は、何年にもわたって結果を追跡することができます。

画像解析結果は、関連画像と共に、テーブル、ヒート・マップ、成長曲線/タイムチャート、ヒストグラム、分散プロットとして表示されます。
これらのデータはエクスポート可能で、文書化やプレゼンテーションのためにカスタマイズ可能です。
フィルター機能を搭載
フィルター設定画面
フィルター設定画面
閾値を設定し、必要なサンプルのみを解析することが可能です。また、選別したウェルの画像や数値データを、まとめてエクスポートすることもできます。
分散プロットのゲーティング機能分散プロット
特定のプロットにゲーティングをかけ、選択した細胞のみをウェル画像中にマークすることができます。
オフライン解析
Workstation 用ソフトウェア(オプション)を使用することにより、お手持ちのPC にてデータのレビューや解析を行うことが可能です。装置本体は、画像取得に専念させることができ、実験のスループットが向上します。

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アプリケーション

CELLAVISTA 4 とNYONE を制御する専用ソフトウェアには、誰でも簡単に解析ができるように様々なプレインストールのアプリケーションが組み込まれています。

  • CRISPR/Cas9のトラッキング


明視野によるシングルセルクローニング
[用途] 抗体医薬(バイオシミラー)、細胞株樹立など。
[内容] 単一細胞由来の細胞集団を選別


単クローン性細胞株開発の為、細胞株の単クローン性を検証し、コロニー成長を経時的にモニターします。
Clone Gallery機能により、すべてのウェルの概要を容易かつ迅速にモニタリングすることが可能です。
近年、バイオシミラーを含むバイオ医薬品開発において行われるシングルセルクローニングに対し、より厳密な試験が求められています。
厳密性の担保には、「1細胞を見分けられる分解能」と「全ウェルの画像の保存」が必要です。
CELLAVISTA 4・NYONEは、このようなアプリケーションに最適です。


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蛍光を用いたシングルセルクローニング
FASCCは、細胞の蛍光画像と明視野画像を用いて、自動でシングル セルクローニングを行うことが可能な画期的なアプリケーションです。
プレスキャンで全ウェルの蛍光画像を短時間で取得し、細胞が1つのみ存在するウェルをフィルター選別します。その後、細胞の在る部分を関心領域として高解像度画像を取得し(NanoView機能)、更に詳細に細胞の単クローン性を判別します。
実験者はアッセイの1度目に設定を行うだけで、2回目以降はNYONEが自動で単一細胞の存在するウェルを判別し、高解像度画像を取得します。

単一細胞の存在するウェルの選別

単一細胞が存在する部分の高解像度画像の取得


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トランスフェクション効率
[用途] タンパク質(抗体)発現、トランスフェクション効率の評価
[内容] 細胞面積に対する蛍光面積の割合を算出


最初に明視野画像に対しての画像解析を行い、細胞に覆われた領域を決定し、その後、その領域における蛍光について解析します。接着細胞のトランスフェクション効率評価や、クローン安定性のモニタリングに有用です。

GFPを共にトランスフェクションさせたCHO細胞株

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iPSコロニーの検出
フィーダー細胞上に播種されたiPSコロニーの大きさと数を決定することができます。
a:iPSコロニーとフィーダー細胞の明視野画像
b:CELLAVISTA の検出画像(黄色)のオーバーレイ画像
a’および b ’:画像aとbのコントラストを上げて出力。
 

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培養条件の最適化・細胞毒性評価
[用途] 生育の最適化、毒性試験など
[内容] 細胞で覆われている面積を算出。


明視野チャネルを用い、細胞を染色することなく、細胞に覆われた領域を観察することができます。例えば分裂細胞のエンドポイント定量として、または、培地最適化のための細胞成長観察のタイムチャートとして利用することが可能です。

細胞面積(mm2)と細胞割合(%)を解析します。
薬剤を添加した遺伝子ノックアウト細胞株。
細胞面積から、薬剤が細胞の生育に与える影響を調べることができます。


各ウェルの増殖曲線を一覧表示することができます。

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蛍光を用いた細胞毒性評価
Calcein AM、Hoechst、PIを用いて、DMSO の細胞毒性を評価することができます。
  

左)Calcein AM、Hoechst、PIで3重染色したCHO細胞。青く染色された核を持ち、Calceinで染色された細胞質に囲まれている細胞はマーク(丸印)され、生細胞としてカウントされる。HoechstとPIの両方で染色された核を持つ細胞は紫色に表示され、死細胞としてカウントされる。
右)この用量反応曲線には、異なるDMSO濃度で24時間処理したCHO細胞のEC50決定結果が示されている。赤の線は死細胞の割合の平均値を示し、緑の線は生存細胞を示す。データポイントは4 replicateの標準偏差と共にプロットされている。

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トリパンブルーによる細胞生存率アッセイ
培養状態を観察するための一般的手法であるトリパンブルー染色試験に利用可能です。

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幹細胞の分化判定
細胞核の周囲に蛍光マーカーが共局在している細胞の定量が可能です。
例えば、蛍光タンパク質を分化マーカーとして使用し、分化効率を評価することができます。
画像:線維芽細胞のリプログラミングで得られた軟骨細胞(提供:CiRA 妻木研究室)
 

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免疫蛍光染色
蛍光免疫染色により、固定した組織や細胞内の特定のタンパク質を可視化することが可能です。
 

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ミトコンドリア膜電位
ミトコンドリア膜電位を、蛍光色素により判定することができます。
早期アポトーシス細胞では、ミトコンドリアの膜電位が低下します。蛍光色素JC-1は、ミトコンドリア膜電位の低下により、蛍光がRed からGreenへと変化します。
この性質を利用して、Red/Greenの比からミトコンドリア活性を調べることが可能です。

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酸化ストレス(ROS)の検出
活性酸素種の蛍光染色により、細胞内の特定のROSや過酸化物質のイメージングが可能です。
これらは酸化ストレスの定量や検出に利用されます。
 

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ウイルスの検出
ウイルス感染した細胞にできたウイルスプラークの定量 [Dark spots]

ウイルスを特異的に認識する抗体によって、プラークを定量することが可能です。

HRP-anti virus antibodyとDUB染色試薬を使用。
DUB染色された感染部分は黒く染まります。
黒く染まったスポット数や、スポットの集合度合を定量します。
 
蛍光遺伝子導入したウイルスの定量 [Fluorescent Area]

ウイルスベクターによる蛍光遺伝子導入の評価が可能です。

写真:eGFP遺伝子導入済み麻疹ウイルスをサル腎臓細胞に 導入した実験。



感染した細胞は蛍光を持ちます。蛍光の面積により感染度合を定量化することが可能です。

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DNA損傷の検出
DNA 二重鎖切断の指標となるγH2AX を標識することで、DNA 損傷の定量が可能です。
 

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アポトーシスアッセイ (ヘキスト / アネキシンV / PI)
蛍光3色を用いて、生細胞、死細胞、アポトーシス細胞の割合を評価できます。




a) 生細胞 (青色:ヘキスト染色細胞核、 ※AnnexinVとPIは結合していない)
b) アポトーシス細胞 (緑色:AnnexinV-FITC染色細胞膜、青色:ヘキスト染色細胞核)
c) 死細胞(緑色:AnnexinV-FITC染色細胞膜、青色:ヘキスト染色細胞核、赤色:PI染色細胞核)

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M 期細胞の検出(PHH3アッセイ)
細胞周期M期のマーカーであるpHH3の抗体を用いて、M期の細胞を検出可能です。
M期細胞の検出
Hoechst33342 (青)とα-pHH3抗体(緑)で染色したCHO細胞。PHH3シグナルはFITC結合二次抗体で検出。

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アクチン細胞骨格のライブセルイメージング
蛍光プローブ SiR-Actin を用いて、F-アクチンのライブセルイメージングを行うことができます。
F-アクチンのライブセルイメージング蛍光3色
有糸分裂中のSiR-Actin染色細胞。ブラック96ウェルプレートに1ウェルあたり4×103個のCHO-K1細胞を播種し、SiR-Actin(赤)+ verapamil、およびHoechst33342(青)で1時間染色した。有糸分裂前期において、Hoechst染色したDNAは染色体に凝縮し始め、中期赤道板(equatorial metaphase plate)に整列した(A,B)。その後、姉妹染色分体が分離し(C,D)、最後に(E,F)、細胞は2つの娘細胞に分裂した。前期(A-D)では、細胞周辺部に明るいアクチンシグナルが観察され(白矢印)、アクトミオシン皮質の存在を示していた。細胞質分裂の間、裂溝に強いアクチン染色が見られ、これは収縮リングである可能性が高いと考えられる(白矢頭、40×対物レンズ、スケールバー:25μm)。

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細胞遊走(wound healing アッセイ)
Wound healingアッセイによる細胞の遊走能の評価が可能です。
Wound healing アッセイ 蛍光2色
Culture-Insert 4 Well(ibidi)を用いて培養した細胞の遊走を観察した。共培養細胞は、単培養の腫瘍細胞や間質細胞と比較して、間質細胞への高い遊走性を示した。
異なる時点における腫瘍細胞(T、赤色または未染色)、間質細胞(S、青色または未染色)、共培養細胞(T:赤色、S:青色)の代表的な画像。単培養細胞では、細胞の半分のみをCellTracker™色素で染色し、染色が遊走に影響を及ぼすかどうかを解析した。

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腫瘍スフェロイドの解析
YTソフトウェアにより、Sphericalplate 5D (Kugelmeiers)を用いて作成した腫瘍スフェロイドを、播種後24時間という早い段階で自動検出可能です。腫瘍スフェロイドに添加した薬物の作用を、CalceinAMとPropidium-iodideを用いたLive/Deadアッセイにより評価することもできます。
腫瘍スフェロイドの解析1
腫瘍スフェロイドの解析2
明視野+蛍光2色
上)播種後異なる日数におけるスフェロイドの経時的測定と解析。HCT116細胞をSphericalplate 5D (Kugelmeiers)のマイクロウェルあたり 50、100 または 500 個播種した。播種後異なる日に明視野画像を撮影し、YTソフトウェアで解析した(黄色:細胞コンフルエンス、青色:コロニー)。高解像度光学系により、播種後24時間という早い段階でスフェロイドを自動検出できる。
下) CalceinAMとPropidium-iodideを用いたLive/Deadアッセイにより、薬物の作用を解析した。HCT116細胞からスフェロイドを作製し、5~6日間培養した。その後、100ng/ml TRAIL(HCT116)で処理した。7日目に、すべてのスフェロイドをCalceinAM(生細胞を染色)とPropidium-iodide(死細胞を染色)で90分間染色した。インキュベーション後、NYONE®でイメージングした。4つの代表的なスフェロイドを示す。(CTRL=コントロール、未処理細胞)

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用量反応作用の解析
Cellavista、NyONEのハイコンテンツモードにより、薬物に対する用量反応解析を容易に行うことができます。
用量反応作用の解析1

用量反応作用の解析2  用量反応作用の解析3
コンフルエンスの測定は、細胞に対するシスプラチンの用量依存的作用を経時的に反映する。卵巣がん細胞株HEYを96ウェルプレートに播種し、異なる濃度のシスプラチンで処理した(上段)。処理前(0時間)、処理後24時間、48時間、72時間後に、NYONEのCell Confluence operatorを用いて細胞をイメージングした。(下段・左)各タイムポイントにおける、コンフルエンスのヒートマップを表示可能。(下段・右)結果をエクスポートし、Graph Pad Prismで解析して用量反応曲線を作成し、IC50値を算出した(n=3、エラーバー=標準偏差)。

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抗体のインターナリゼーション
抗体のインターナリゼーション(internalization)は、タンパク質ベースの医薬品にとって重要です。pHAb のようなpH 感受性蛍光プローブで標識された分子のインターナリゼーションを、モニタリングすることができます。
抗体のインターナリゼーション観察
pHAbはpH7以上では蛍光を発しないが、酸性pH環境では蛍光を発する。pHAbで標識した抗体やADCがターゲットに結合し、複合体がエンドソームやリソソームにインターナライズされると、pHは酸性にシフトし、色素は蛍光を発するようになる。 左)pHAb標識トラスツズマブで処理する前のMDA-MB-468 HER2OX細胞(HER2過剰発現MDA-MB-468細胞)、右)標識トラスツズマブ除去後24時間のMDA-MB-468HER2OX細胞。細胞で覆われたConfluence 1F image processing mark areaは黄色で、インターナライズされたトラスツズマブからの蛍光シグナルをオレンジで示す。

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IgG(Fc/Fab)の定量(PAIA Titerアッセイ)
PAIA Titerアッセイの検出をCELLAVISTAまたはNYONEで行うことにより、少量の培養上清を用いてIgG高産生クローンを迅速に識別することが可能です。

PAIA評価ソフトウェアのスクリーンショット。検量線のヒートマップ(1列目と2列目)と未知検体の結果を示す。紫色のウェルは高濃度のIgGを含み、緑色のウェルは低濃度のIgGを示す。

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製品テクニカル仕様

4Kモデル
モデル CELLAVISTA NYONE
4Kベーシック (明視野のみ) 4Kハイエンド (明視野+蛍光) 4Kベーシック (明視野のみ) 4Kベーシック (明視野のみ) 4Kベーシック (明視野+蛍光) 4Kハイエンド (明視野+蛍光)
明視野 LED寿命 50,000時間
蛍光 蛍光チャネル
搭載可能数
6 4 4
搭載種類 【励起】3ch(UV・Blue・Lime)
【検出】3ch
※オプションで最大6chまで追加可能
【励起】4ch(UV・Blue・Lime・Red)
【検出】5ch
※4Kハイエンドはオプションで励起2ch追加可能
※検出チャネルはオプションで最大6chまで追加可能
倍率・
レンズ
2x (NA 0.08, Resolution~3.3µm ppx)
4x (NA 0.2, Resolution~1.3µm ppx)
10x (NA 0.3, Resolution~0.9µm ppx)
20x (NA 0.5, Resolution~0.53µm ppx)
40x (NA 0.75, Resolution~0.35µm ppx)
備考 ※オプションで追加可能
その他の代替え可能な対物レンズ 10x (NA 0.45, Resolution~0.59µm ppx)
20x (NA 0.75, Resolution~0.35µm ppx)
※豊富なNikonレンズラインナップからも選択可能
撮影可能
形式
マイクロウェルプレート (SBSフォーマット:6, 12, 24, 48, 96, 384 ウェル)、顕微鏡スライド(オプション)/培養皿(オプション)
CCD
カメラ
カメラタイプ CMOS
ピクセル密度 5440 x 5440 | 29.6Mpx 4496 x 4496 | 20.2MPx
ピクセルサイズ 3.2 x 3.2 μm 2.74 x 2.74 μm
フルウェル(サチュレーション)キャパシティ ~9.3ke-(1x1)
ダークノイズ 1.9 e- 2.1 e-
ダイナミックレンジ 65.4dB 70.8dB
量子効率 ~57% ~66%
デジタル出力 8 bit
ピクセル出力 Mono
オートフォーカス 1000 fps 500 fps
リフレッシュレート 15 fps 18 fps
全ウェルイメージング 可能
計測時間 明視野・ノーマル96well
(x4レンズ使用、full well scan時)
2分 4分
明視野・ノーマル384well
(x4レンズ使用、full well scan時)
3分 6.5分
装置
寸法・
重量
寸法 H407×W625×D530mm H350×W310×D620mm
重量 61 kg 35 kg
特長 ・撹拌を抑えた新しいイメージング モーション機構
・超高速マルチプレックスイメージング
・高感度蛍光検出のための光学系
・HCSグレードレンズ
・3倍の感度:
より短い露光時間、より速い測定(高いスループット)、より少ないブリーチング
・2倍のオートフォーカス性能(前モデル比)
・レーザーオートフォーカスシステム
・測定中の画像解析が可能
・自動化に対応(オプション)
・API(プレートスタッカー)対応
・外付けバーコードリーダー、バッチプロセシングに適合(オプション)
動作環境 温度 20 - 28℃
湿度 50 - 85%(非結露)
電力仕様 100 - 240V AC, 50 - 60Hz、最大295W


サイエンティフィックモデル
モデル CELLAVISTA NYONE
サイエンティフィック (明視野+蛍光) サイエンティフィック (明視野+蛍光)
明視野 LED寿命 50,000時間
蛍光 蛍光チャネル搭載可能数 6 4
搭載種類 【励起】3ch(UV・Blue・Lime)
【検出】3ch
※オプションで最大6chまで追加可能
【励起】4ch(UV・Blue・Lime・Red)
【検出】5ch
※検出チャネルはオプションで最大6chまで追加可能
倍率・
レンズ
2x (NA 0.08, Resolution~3.3µm ppx)
4x (NA 0.2, Resolution~1.3µm ppx)
10x (NA 0.3, Resolution~0.9µm ppx)
20x (NA 0.5, Resolution~0.53µm ppx)
40x (NA 0.75, Resolution~0.35µm ppx)
備考 ※オプションで追加可能
その他の代替え可能な対物レンズ 10x (NA 0.3, Resolution~1.3µm ppx)
20x (NA 0.5, Resolution~0.65µm ppx)
※豊富なNikonレンズラインナップからも選択可能
(感度が2倍高い高NAレンズ)
撮影可能
形式
マイクロウェルプレート (SBSフォーマット:6, 12, 24, 48, 96, 384 ウェル)、
顕微鏡スライド(オプション)/培養皿(オプション)
CCD
カメラ
カメラタイプ sCMOS
ピクセル密度 2048 x 2048 | 4.19 Mpx
ピクセルサイズ 6.5 x 6.5 μm
フルウェルキャパシティ 30 000(1x1) 45 000(1x1)
リードノイズ 1.8med e-/ 2.1rms e- 2.1med e-/ 2.3rms e-
暗電流 < 0.8 e-/pixel/s @ 10℃ 15 e-/pixel/s @ 21℃
ダイナミックレンジ 37.500:1 / 91.5dB 21.400:1 / 87dB
量子効率 >81% ~80%
デジタル出力 16bit/8bit
オートフォーカス 1000 fps
リフレッシュレート 40 fps
ペルチェ冷却 あり なし
全ウェルイメージング 可能
計測時間 明視野・ノーマル96well
(x4レンズ使用、full well scan時)
2分 3分
明視野・ノーマル384well
(x4レンズ使用、full well scan時)
3分 4分
装置寸法・重量 寸法 H407×W625×D530mm H350×W310×D620mm
重量 61 kg 35 kg
特長 ・撹拌を抑えた新しいイメージング モーション機構
・超高速マルチプレックスイメージング
・高感度蛍光検出のための光学系
・HCSグレードレンズ
・3倍の感度:
より短い露光時間、より速い測定(高いスループット)、より少ないブリーチング
・2倍のオートフォーカス性能(前モデル比)
・高速マルチプレックスイメージング
・高感度蛍光検出のための光学系
・HCSグレードレンズ
・3倍の感度:より短い露光時間、より速い測定(高いスループット)、より少ないブリーチング
・レーザーオートフォーカスシステム
・測定中の画像解析が可能
・自動化に対応(オプション)
・API(プレートスタッカー)対応
・外付けバーコードリーダー、バッチプロセシングに適合(オプション)
動作環境 温度 20 - 28℃
湿度 50 - 85%(非結露)
電力仕様 100 - 240V AC, 50 - 60Hz、最大295W

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蛍光チャネル・フィルター

チャネル 励起/バンド幅
(nm)
CELLAVISTA NYONE
1 UV 377/50
2 Blue 475/28
3 Cyan 500/24 オプション -
4 Green 529/24 オプション -
5 Lime 562/40
6 Red 632/22 オプション

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製品ラインナップ・ご注文型式

製品名 ご注文型式
装置
Cellavista 4 サイエンティフィック/明視野+ 蛍光 300040
Cellavista 4K ハイエンド/明視野+ 蛍光 300062
Cellavista 4K ベーシック/明視野/4倍・10倍レンズ 300061
NyONE 4K /明視野(レンズ x1) 300065
NyONE 4K /明視野(4/10倍レンズ) 300066
NyONE 4K /明視野 + 蛍光(レンズ x1)励起 x4 300067
NyONE 4K /明視野 + 蛍光(4/10/20倍レンズ)励起 x4 300064
NyONEサイエンティフィック/明視野+蛍光(4/10/20倍 高NA)励起 x4 300056
※計測装置本体のほか、制御/解析ソフトウェアプリインストール済PC(Windowsベース)・液晶モニタも
   付属します。
フィルターセット
Cellavista Filter-Set 2(励起:green) 300043
Cellavista Filter-Set 3(励起:red) 300044
Cellavista Filter-Set 4(励起:cyan) 300045
ソフトウェア
Cellavista ソフトウェア(Workstation 用) 101541
NyONE ソフトウェア(Workstation 用) 101812
Cellavista 自動化ライセンス 200111
YT Audit 21 CFR Part 11 ソフトウェアアドオン(1年) 102714
アクセサリ
Cellavista / NyONE マルチホルダー 600018

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自動化ソリューション SYBOT-1000 & Cytomat™ 2 C-LiN

SYNENTEC は、CELLAVISTAまたはNYONE を用いた自動化プロジェクトに対応するソリューションとして、ロボットと周辺機器を提供しています。プレートハンドリングシステム SYBOT-1000による常温でのシンプルなプレートローディングや、インキュベーター Cytomat™ 2 C-LiNとSYBOT-1000とを組み合わせた長期プロジェクトに対応するソリューションをご提案可能です。

システムは全てYTソフトウェアで統合され、ハイスループットの高品質画像取得・評価の自動化に対応します。

AI SUITE により、YTソフトウェアの実験をAIプロジェクトとして高速ロードし、ラベリングツールによる細胞やROIのラベル付けを行って、MLモデルをトレーニングすることが できます。これにより、高精度で信頼性の高い、お客様特有の画像解析が可能になります。

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References

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※外観及び規格は予告なく変更することがございますので予めご了承ください。
※本ページに記載の製品は、すべて研究・実験用です。
   人・動物の診断あるいは治療等の臨床用途に使用することはできません。

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