Product

全自動セルアナライザー Moxi GO II / Moxi V

GLP対応

全自動セルアナライザー Moxi GO II / Moxi V

迅速・高精度な自動測定が可能

ORFLO社製、全自動セルアナライザー Moxi GO II / Moxi Vは、ゴールドスタンダードのコールター原理と特許取得済みの薄膜センサー技術、同時蛍光検出を組み合わせた、ユニークなセルアナライザーです。

コールター原理による測定で、直径3μm (体積14fL) までの正確なサイズ測定を行い、細胞とデブリを容易に区別します。また、蛍光検出により、堅牢な細胞生存率解析が可能です。

Moxi GO IIモデルではCAR-Tモニタリング、細胞応答プロファイリング、免疫プロファイリング等のアッセイも容易に行うことができます。

特長

  • コールター原理を採用:
    正確な体積測定からの高精度な細胞数カウントが可能
  • 3μm~の細胞を測定
  • 測定時間わずか10秒程度
  • 使い捨てカセットにより洗浄やメンテナンス不要
  • 直感的なタッチスクリーン設計
  • クリーンベンチ内でも使用可能なコンパクトサイズ
  • データはFCS 3.1、スクリーンショット (.bmp)、CSV形式で出力可能

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ワークフロー

1) 目的のアプリケーションを選択し、カセットを挿入。自動的にキャリブレーションが行われる。 2) ドアを開け、標識サンプルを注入。 3) ドアを閉めるとアッセイが自動的に実行され、10秒程度で結果が表示される。
※各カセットで2回のテストが可能です。サンプル1が完了したら、カセットのもう一方の端をMoxi GO II に再挿入し、サンプル2をロードします。

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測定原理

コールター原理のインピーダンス(電気抵抗)による正確な体積測定に基づく細胞サイズ測定と、同時蛍光検出を組み合わせています。細胞が使い捨てカセット内のマイクロファブリケーションされたフローセルを一列に流れるとき、各粒子の体積が固体ダイオードレーザーと発光フィルターを使用して同時に測定されます。

10秒の読み取り時間で数千個の細胞が測定され、データは細胞サイズ (体積) vs 蛍光 (PMT電圧) としてgradient density scatter plot (勾配密度散布図) にプロットされます。ゲーティングは、タッチスクリーン上で簡単に行うことができます。解析されたデータは、2色のサイズヒストグラムとして表示することも可能です。体積測定に基づく細胞カウントは、解析される液体の量を正確に測定することで決定されます。

薄膜センサー技術を使用した使い捨てカセットは、細胞の塊や目詰まりを最小限に抑えるために独自の"cell sieve (ふるい)"を用いて設計されています。また、カセット本体内に100%のサンプルを含むため、システムのコンタミネーションの可能性や滅菌を排除することができます。

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Moxi GO II

Moxi GO IIは、488nmレーザーおよび2つのPMT (Photo multiplier tube (光電子増倍管))蛍光検出チャネルを搭載したモデルです。細胞カウント、細胞サイズ測定、細胞生存率の定量評価の他、CAR-Tモニタリング、細胞応答プロファイリング、免疫プロファイリング等のアッセイを容易に行うことができます。

  • 蛍光検出:
    PMT1:525/45nm(FITC、GFP、Alexa 488等)、
    PMT2:561nm/LP (PE、RFP等)または646nm/LP (PI) (ユーザーにより交換可能)
  • 搭載アプリケーション:
    Cell Count (Size only)
    Cell Count (Size and Viability)
    GO Flow (easy, custom-flow assays)
    Cell QC (Size and Viability)
    PBMC Check
    CAR T Expansion (Count and Purity)
    Open Flow (user configurable flow assays)
    GFP Check
    Cell Health (Calcein-AM, Viability)
    Apoptosis (Annexin V-FITC, Viability)
    Multiplex Bead Assay
  • 付属品:
    USBケーブル、USB 電源アダプター、Type S +カセット (25 枚)、646nm/LPフィルター、カセットトレイ・インサート、システムチェックビーズ (GREEN CHANNEL/5mL)、システムチェックビーズ (ORANGE/RED CHANNEL/5mL)

Figure:a.) カンプトテシン(20μM、4時間)で処理したJurkat細胞を、50%を熱で死滅させた細胞と混合した場合の典型的なアポトーシス(FITC-Annexin V) 散布図(FITC vs. PI)。46.6%の後期アポトーシス/壊死細胞(右上、ほとんどが熱で死滅)、38%の健常細胞(右下、染色なし)、14.7%の初期アポトーシス細胞(左上、カンプトテシン処理によりアポトーシス誘導)を反映している。b.) 表形式/棒グラフ形式のデータ表示。c.) Annexin V 蛍光 vs. 細胞サイズの散布図のオーバーレイ。(上記とは別のカンプトテシン処理したJurkatサンプルのt=0時点(グレー)とt=6.5時間時点(カラー)のもの。d.) cのサンプルのFITC蛍光ヒストグラム表示。
※アプリケーション事例の詳細はこちらからご覧いただけます。

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Moxi V

Moxi Vは、532nmレーザーおよび1つのPMT蛍光検出チャネルを搭載したモデルです。細胞カウント、細胞サイズ測定、細胞生存率の定量評価が可能です。

  • 蛍光検出:
    561nm/LP (PI等)
  • 搭載アプリケーション:
    Cell Count (Size and Viability)
    Cell Count (Size only)
    Cell QC (Size and Viability)
    PBMC Check
    CAR T Expansion (Count and Purity)
  • 付属品:
    USBケーブル、USB 電源アダプター、Type S +カセット (25 枚)、カセットトレイ・インサート、システムチェックビーズ (GREEN CHANNEL/5mL)、システムチェックビーズ (ORANGE/RED CHANNEL/5mL)



Cell QC Appを用いてJurkat細胞をPI染色により解析した結果を示す。

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アプリケーション




  Moxi GOシステムでの活性酸素種(ROS)の測定
活性酸素種(ROS) は、通常、細胞内でミトコンドリアから細胞代謝の副産物として⽣成され、最近では様々なシグナル伝達カスケードにおける重要なメッセンジャーとしても認識されていますが、制御不能なROS の蓄積は、神経変性疾患、線維症、⼼⾎管疾患、発癌、蝸⽜損傷など多くの病態に関わっています。細胞機能と病態の両⽅においてROS は重要な役割を担っているため、細胞のROS レベルのモニタリングを容易にするツールは、病態を含む様々な細胞モデルにおけるROS レベルの進⾏に関する理解のために不可⽋です。

HEK-293とJurkat E6-1の両細胞株を用いて、3つのROS条件: 1.) ネガティブコントロール(未処理細胞)、2.) TBHP (ROS生成を誘導) 処理細胞、3.)NAC(抗酸化物質) およびTBHP処理細胞、を用意し、CellROX® Orange Kit (Thermo Fishers) を使用してMoxi GO (532構成)でROSレベルの測定を行いました。細胞浸透性色素であるCellROX®試薬は、細胞内に取り込まれると細胞内のROSによって直ちに酸化され、蛍光を発しない還元型の状態から、酸化型の強い蛍光(545/565nm励起発光)を発する状態に変換され、ROSレベルに比例した蛍光シグナルを発します。


Figure:Jurkat E6-1細胞 (1段目) とHEK-293細胞 (2段目) の様々な培養状態におけるROSレベルのCellROX® Orange蛍光測定の比較/オーバーレイを示す、ユーザー作成のMoxi GOのスクリーンショット。1列目は、未処理細胞 (TBHP-/NAC-、グレー) vs. TBHP単独処理細胞 (TBHP+/NAC-、赤/紫) の散布図 (scatter plot) とヒストグラムの比較。2列目は、抗酸化剤 (NAC) で前処理したサンプル(TBHP+/NAC+、グレー)とTBHP単独処理サンプル (TBHP+/NAC-、赤/紫) のROSレベルの比較を強調している。

Orflo社 Application Note “Measuring Reactive Oxygen Species with Orflo’s Moxi GO Systems – Next Generation Flow Cytometers” より引用
※Application NoteではMoxi GO 532 (旧モデル) を使用していますが、Moxi GO IIで対応可能です。

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  Moxi GOシステムによるミトコンドリア膜電位のモニタリング
ミトコンドリアは、細胞代謝の基礎となる主要な小器官であり、細胞の「エネルギー工場」として機能します。酸化的リン酸化のプロセスを通じて、ミトコンドリアは一連の酸化還元反応を利用してピルビン酸とNADHを酸化し、ATP分子の形で蓄積エネルギーを生成します。関連する反応の原動力は、ミトコンドリア膜を横切る電気化学的プロトン勾配を維持することです。この勾配は酸化的リン酸化のための "燃料"となるため、細胞の全体的な健康状態を示す貴重な指標であると同時に、毒素などの環境汚染が細胞代謝に及ぼす影響を研究する際に定量的にモニターできる属性であると見なされています。

この実験では、Jurkat E6-1細胞を用いて、ミトコンドリア阻害剤であるアジ化ナトリウム (以下、“azide”) と、DNA・RNA合成を阻害することで知られるカンプトテシンに応答したミトコンドリア脱分極のカイネティクス測定にMoxi GO 532を使用しました。ミトコンドリア膜電位の変化の評価には、過塩素酸テトラメチルローダミンエチルエステル (TMRE) を用いました。TMREは、細胞浸透性でミトコンドリア膜浸透性の赤橙色蛍光 (540/595nm励起/蛍光) 陽イオン色素で、電位依存的に負電荷を帯びたミトコンドリアに急速に蓄積します。


Figure 1:Jurkat E6-1細胞におけるアジ化ナトリウム (PBS中0.045%) による経時的なミトコンドリア電位変化。a.) 蛍光散布図のMoxi GOオーバーレイ (TMRE蛍光 vs サイズ) および b.) t=0min (グレー) とt=20min (赤紫) のTMRE蛍光ヒストグラム。



Figure 2:Jurkat細胞におけるカンプトテシン (30μM) による経時的なミトコンドリア電位変化。a.) Moxi GOの蛍光散布図のオーバーレイ (TMRE 蛍光vs サイズ) と b.) t=0hr (グレー)、t=25hr (赤/紫) におけるTMRE 蛍光ヒストグラム。c) FlowJo Xにより作成したすべてのタイムポイントにおけるTMRE蛍光ヒストグラムのコントロール (左) とカンプトテシン処理 (右) のオーバーレイ比較。

Orflo社 Application Note “Monitoring Mitochondrial Membrane Potential with Orflo’s Moxi GO Systems – Next Generation Flow Cytometers” より引用
※Application NoteではMoxi GO 532 (旧モデル) を使用していますが、Moxi GO IIで対応可能です。

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  Moxi GOシステムによるPBMCの免疫表現型決定 (CDマーカー標識)
末梢血単核球 (PBMC) の精製は、HIV研究、がん免疫療法、臍帯血バンク、再生医療、サイトカインに基づく免疫応答の基礎研究など、広範な研究や臨床研究において決定的に重要な細胞調製法です。

この実験では、ヒト末梢血からFicoll-Paque™で精製したPBMCの研究にOrfloのMoxi GOを適用しました。このシステムを用いて、システムのカウントとサイズ測定、PBMC純度解析、およびCDマーカーのアレイをターゲットとするフィコエリスリン(PE)標識抗体ターゲットを使用した基本的な表現型解析を行うことにより、PBMCサンプルの特徴づけ例を作成しました。


Figure:精製PBMCの標準的なMoxi GOのアウトプットを示すスクリーンショット。(左) 蛍光(PE-CD4) vs. サイズのScatter plot。サイズ(青マーカー)、蛍光(赤線)、ノイズ(not shown)でゲーティング可能。(中央) PE-CD4の蛍光ヒストグラム表示。PE蛍光を表示し、+と-の集団を容易に可視化可能(リンパ球にゲーティング)。(右) リンパ球(左のピーク)と単球(右のピーク)を示すサイズヒストグラム。

Orflo社 Application Note “Immunophenotyping (CD marker labeling) PBMC’s with Orflo’s Moxi GO Systems – Next Generation Flow Cytometers” より引用
※Application NoteではMoxi GO (旧モデル) を使用していますが、Moxi GO IIで対応可能です。

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  Annexin VとMoxi GO IIを用いたアポトーシスの迅速なモニタリング
細胞のアポトーシスは、細胞傷害に応答して死を注意深く制御するために細胞が採用する洗練されたメカニズムです。一般的に「プログラムされた細胞死」と呼ばれるアポトーシスは、細胞内で特徴的な、指示された形態学的および生化学的アウトプットをもたらす体系的なシグナル伝達カスケードを通して進行します。

細胞のアポトーシス進行における最もよく知られた初期段階のマーカーの一つは、膜リン脂質であるホスファチジルセリン(PS)の、細胞膜の内側から外側への移動です。PSの移動の検出は、PSに高い親和性を持つ細胞タンパク質であるAnnexin Vを用いることによって達成されます。Annexin Vは細胞不透過性であるため、アポトーシスに関連してPSが露出した細胞、あるいは膜が損傷した細胞(壊死細胞や後期アポトーシス細胞)のみが、このプローブで標識されます。その結果、Annexin Vを適切な蛍光色素(例えば、Moxi GO II解析のためにFITC)に結合させることにより、Annexin V+(アポトーシス細胞)とAnnexin V-(健常細胞)集団を区別することができます。


Figure:a.) カンプトテシン(20μM、4時間)で処理したJurkat細胞を、50%を熱で死滅させた細胞と混合した場合の典型的なアポトーシス(FITC-Annexin V) 散布図(FITC vs. PI)。46.6%の後期アポトーシス/壊死細胞(右上、ほとんどが熱で死滅)、38%の健常細胞(右下、染色なし)、14.7%の初期アポトーシス細胞(左上、カンプトテシン処理によりアポトーシス誘導)を反映している。b.) 表形式/棒グラフ形式のデータ表示。c.) Annexin V 蛍光 vs. 細胞サイズの散布図のオーバーレイ。(上記とは別のカンプトテシン処理したJurkatサンプルのt=0時点(グレー)とt=6.5時間時点(カラー)のもの。d.) cのサンプルのFITC蛍光ヒストグラム表示。

Orflo社Application Note “Rapid Apoptosis Monitoring Using Annexin V and Orflo’s Moxi GO II – Next Generation Flow Cytometer” より引用

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  Moxi GO II によるGFPトランスフェクション効率のモニタリング
細胞のトランスフェクションの効率を検証する手法のひとつに、緑色蛍光タンパク質(GFP)などの蛍光タンパク質をコードするDNAをクローニングベクターに含めるものがあります。共導入されたGFPタンパク質は、標的タンパク質とともに産生され、トランスフェクトされたタンパク質の発現の程度をモニターできる蛍光を含む「レポーター」として働きます。

細胞のトランスフェクションの効率の検証におけるMoxi GO IIの有用性を強調するために、ユーザー提供の非特定化されたGFPトランスフェクションデータの例を以下に示します。


Figure:HEK-293(1段目)、HCT-15(2段目)細胞株に対するトランスフェクション効率のモニタリング例。各細胞株について、GFP vs. コールターサイズ測定散布図/ドットプロット(1列目)、GFP蛍光強度ヒストグラム(2列目)、トランスフェクション細胞 vs. 対非トランスフェクション細胞の散布図の装置上での比較(3列目)、トランスフェクション細胞 vs. 非トランスフェクション細胞のGFP蛍光の装置上での比較(4列目)を表す、ユーザー作成の (Photoshopでトリミングした)スクリーンショット。

Orflo社Application Brief “GFP Transfection Efficiency Monitoring with Orflo’s Moxi GO II – Next Generation Flow Cytometer” より引用

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  Moxi GO II による醸造中の酵母数、生存率、代謝活性のモニタリング
醸造プロセスの中心は、酵母による糖分のアルコールへの変換です。酵母株の最初の選択だけでなく、常に変化する環境条件に対する麦汁中の酵母の特性の変化を理解することが重要です。

次世代のフローサイトメーターであるMoxi GO IIシステムは、細胞サイズ測定とカウントの精度、および生存率とより高度な醸造の解析のためのフローサイトメトリーの柔軟性を組み合わせ、発酵における酵母のモニタリングに大変適しています。


Figure 1:a.) Moxi GO IIによる、生きている/健康なブライトタンク酵母サンプルの代表的な生存率(PI)散布図(PI蛍光 vs. コールターサイズ測定)のアウトプット。94.0%(黄色のボックス)は、このようなサンプルの典型的な高い生存率である。 b.) システムは、2つのテストのMoxi GO II 生存率(PI)データの比較/オーバーレイを生成することができる。ここでは、健康なブライトタンク酵母(グレーの散布図)サンプルと加熱死した(色の付いた散布図)サンプルを重ね合わせ、PI蛍光の明確なシフトを示している。 c.) このデータは、生きている/健康な酵母(グレーの曲線) と加熱死した酵母(赤色の曲線) のPI蛍光ヒストグラムとして表示することも可能。


Figure 2:a.) 生きた/健康なブライトタンク酵母サンプルのMoxi GO II (CFDA-AM)の代表的な散布図(CFDA蛍光 vs. コールターサイズ測定)。CFDA-AMは、構成的細胞酵素であるエステラーゼの活性を反映することにより、細胞代謝活性の指標を提供する。したがって、96.6%(黄色のボックス)レベルは健康なタンクサンプルの典型的なレベルである。 b.) システムは2つのテストについてMoxi GO IIの生存率(CFDA)データの比較/オーバーレイを作成することができる。ここでは、健康なブライトタンク酵母(グレーの散布図)サンプルと加熱死した(色付きの散布図)サンプルを重ね合わせ、加熱死したサンプルのCFDA蛍光(エステラーゼ活性)の明らかな減少を示している。 c.) このデータは、生きた/健康な酵母(グレーの曲線)と加熱死した酵母(赤色の曲線)のCFDA蛍光ヒストグラムとして表示することもできる。

Orflo社 Application Note “Monitoring Yeast Counts, Viability, and Metabolic Activity in Brewing with Orflo’s Moxi GO II – Next Generation Flow Cytometer” より引用

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消耗品

 カセット・ビーズ関連
製品名 型式
TYPE S+カセット(25枚x1ケース) MXC030
TYPE S+カセット(25枚x3ケース、カセットトレイ・インサートx1付属) MXC030-3
TYPE S+カセット(25枚x10ケース、カセットトレイ・インサートx1付属) MXC032
TYPE M+カセット(25枚x1ケース) MXC040
TYPE M+カセット(25枚x3ケース、カセットトレイ・インサートx1付属) MXC040-3
TYPE M+カセット(25枚x10ケース、カセットトレイ・インサートx1付属) MXC042
システムチェックビーズ (GREEN CHANNEL/5mLx3本) MXA026-3
システムチェックビーズ (ORANGE CHANNEL/5mLx3本) MXA028-3
Moxi 細胞数カウントキット(TypeS+) MXK007
Moxi 細胞数カウントキット(TypeM+) MXK008
※細胞数カウントキット構成品:カセットx2ケース(1ケース=25枚) + カセットトレイ・インサートx1 +システムチェックビーズ2種x各1本

 Type S+・Type M+カセット仕様
寸法 (L)125.7x (W)50.9 x (H)27.44 mm (25枚入1ケース)
(L)84 x (W)30 x (H)0.9 mm (1枚)
重量 62.6 g (25枚入1ケース)
2.1 g (1枚)

 試薬
Moxi 細胞生存率測定試薬 

細胞生存率測定で一般的に使用される、ヨウ化プロピジウム(PI)が含まれています。
  • 容量:15 mL (2.25 μg/ml ヨウ化プロピジウム(PI)、界面活性剤、100+回分)
  • 保存条件:2-8℃
  • 販売形態:
    • Moxi 細胞生存率測定キット(TypeS+) [型式:MXK001]
    • Moxi 細胞生存率測定キット(TypeM+) [型式:MXK002]
    • Moxi 細胞生存率測定試薬(15mLx3本) [型式:MXA055-3]

      ※キット構成品:試薬 + カセットx2ケース(1ケース=25枚入) + カセットトレイ・インサートx1


Moxi 有核細胞/生存率測定試薬

アクリジンオレンジ(AO)によってサンプル中のすべての有核細胞の識別と計数を行い、ヨウ化プロピジウム(PI)によって生存率を評価するように設計されています。
  • 容量:15mL (100+回分)
  • 保存条件:2-8℃
  • 販売形態:
    • Moxi 有核細胞/生存率測定キット(TypeS+) [型式:MXK003]
    • Moxi 有核細胞/生存率測定キット(TypeM+) [型式:MXK004]
    • Moxi 有核細胞/生存率測定試薬(15mLx2本) [型式:MXA069-2]

      ※キット構成品:試薬 + カセットx2ケース(1ケース=25枚入) + カセットトレイ・インサートx1
Moxi 初期アポトーシス検出試薬セット  

アポトーシスの特徴である細胞膜外側のホスファチジルセリンの露出をモニターします。
PIは壊死細胞を識別するために用いられます。

  • 構成:FITC Annexin V、PI Staining Buffer、Annexin Binding Buffer
  • 保存条件:2-8℃
  • 販売形態:
    • Moxi 初期アポトーシス検出キット [型式:MXK009]

      ※キット構成品:試薬(上記3種) + カセット(TypeS+)x2ケース(1ケース=25枚入) + カセットトレイ・インサートx1

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仕様

モデル Moxi GO II Moxi V
ご注文型式 MXG102 MXV102
アプリケーション 細胞カウント、細胞サイズ測定、細胞生存率の定量、CAR-Tモニタリング、細胞応答プロファイリング、免疫プロファイリング、GFPチェック等 細胞カウント、細胞サイズ測定、細胞生存率の定量
搭載アプリケーション Cell Count (Size only)
Cell Count (Size and Viability)
GO Flow (easy, custom-flow assays)
Cell QC (Size and Viability)
PBMC Check
CAR T Expansion (Count and Purity)
Open Flow (user configurable flow assays)
GFP Check
Cell Health (Calcein-AM, Viability)
Apoptosis (Annexin V-FITC, Viability)
Multiplex Bead Assay
Cell Count (Size and Viability)
Cell Count (Size only)
Cell QC (Size and Viability)
PBMC Check
CAR T Expansion (Count and Purity)
対応カセット Type S+、Type M+
測定サイズ Type S+:3 – 27 μm、Type M+:4 - 35μm
測定細胞体積 Type S+:14 – 10,306 fL、Type M+:14 – 22,449 fL
細胞粒子濃度範囲 Type S+:10,000 - 1,750,000 particles/mL
Type M+:10,000 - 750,000 particles/mL
測定時間 10秒
サンプルタイプ 細胞、ビーズ
サンプル量 60 μL
粒子サイズ検出法 インピーダンス測定 (コールター原理)
励起波長 488 nm 532 nm
レーザー色
検出パラメーター ヒストグラム、2色蛍光、細胞数、細胞サイズ、MFI(平均蛍光強度) ヒストグラム、1色蛍光、細胞数、細胞サイズ、MFI(平均蛍光強度)
PMT数 2 1
蛍光検出 PMT1:525/45nm(FITC、GFP、Alexa 488等)、
PMT2:561nm/LP (PE、RFP等)または646nm/LP (PI) (ユーザーにより交換可能)
561nm/LP (PI等)
MPI Cell Health Ratio Size Histogramのみ可能
分解能
(ヒストグラム・ビン)
1000
データ出力形式 FCS 3.1、スクリーンショット (.bmp)、CSV
データ保存容量 4 Gb
ディスプレイ解像度 800 x 480 カラータッチスクリーン
PC接続 USB on-the-go (Win・Mac対応)
バッテリー 充電式 3.7 V、 7500 mAh リチウムイオン (AC電源の接続必須)
電源 100-240V、50/60Hz、0.35A
寸法・重量 (L)23.6 x (W)22.1 x (H)14.8 cm
4.53 kg
(L)23.6 x (W)22.1 x (H)14.8 cm
3.6 kg
動作環境 温度:15-30℃ (屋内使用)、湿度:20-80% (非結露)

 

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References

Moxi GO II を用いた論文が多数ございます。
詳細は以下リンク先をご覧ください。

https://www.orflo.com/product-citations/ ()

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この製品のメーカー

  • ORFLO Technologies, LLC

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