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Laboratory(実験動物分野)

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PRODUCT

実験動物用 自動血液サンプリングシステム

ABS2

実験動物のストレスを最小限に抑えた自動血液採取が可能に!

自動血液サンプリング装置 ABS2は、プログラムしたスケジュールに従って、予めカテーテルを留置した自然な状態の飼育環境下にいる動物から自動的に血液をサンプリングする装置です。

自動採血は、マニュアル採血時に問題となる、拘束による動物へのストレスと血中成分への影響を最小限に抑えることができるため、血液分析データの精度を向上させます。


特 長

  • デッドボリューム3μLを実現 [低ロス(LowLoss)モード]
  • 独自の技術により、希釈のない純粋な血液のみを正確にサンプリング可能 (回路内に配置されたコンダクタンスセンサーにより、血液を判別)
  • ポンプ、カテーテル・チューブ -回路全体をキャリブレーション可能で、
    正確な採血が可能
  • 場所を取らないコンパクト設計 (装置本体はA4サイズに収まる底面積です。 小動物用の標準的な箱型ケージを装置下部に収納可能で、 ケージラックに
    複数セット並べた状態で採血を行うことが可能です。)
  • 単一装置を用い、小動物・大動物どちらにも対応可能(消耗品の追加)
  • コンピュータ1台で最大12台までのサンプリング装置を制御することが可能 (USB-RS232C マルチチャネルコンバータ利用)
  • 血液のほか、胆汁回収モードも搭載!
    (胆汁回収用の専用ハーネス(ラット用)もございます)
  • インステック社ならではの長年の経験により設計された、 洗練された高品質
    カテーテル・ハーネス等 優れたインフュージョンツールと共にご提供可能
標準搭載機能

  • 採血スケジュール等のプログラム
    (主な設定項目:サンプリングボリューム、スケジュール、サンプリングレート、フラッシングレート等)
  • 採取血液冷蔵機能 (4-6℃) 
    ※温度モニタ数値をソフトウェアにリアルタイム表示
  • 自動再試行機能 ※2回の採血失敗で次にスキップ
  • 自動フラッシング機能 (サンプリング前後)
    ※5µL/pulseの短いパルスで、周期的に生理食塩水を注入
  • 採血結果ログ機能 (ソフトウェア画面確認+テキストファイル自動保存)
ユニークなペリスタルポンプ構造と採血ステップ

ABS2は、独自のユニークな設計により高精度ペリスタルポンプを採用しており、バルブが不要で、シリンジポンプに比べて回路の全長が短く、デッドボリュームを抑えることが可能です。 結果として、1匹の実験動物から採血可能な
血液を、より有効に利用することができます。



< 採血ステップ >
➊ 回路を生食で満たす
➋ プログラムした採血スケジュールに従いポンプが作動を開始
➌ コンダクタンスセンサーが純粋な血液を感知し、生理食塩水と血液の混合液
    と、純粋な血液の間にエアを注入する事で、純粋な血液のみがバイアルに
    採取される
➍ バイアルに採取完了後、回路内に残った血液は、センサー手前部分が
    動物体内に戻され、センサーから先の部分は廃棄される
➎ 次のサンプリングまでの間フラッシングを実行

< キャリブレーション >
➊ 生食・サンプル用ペリスタルポンプ :
    回路内の一定量生理食塩水を一定速で流転させ、
    採取された量の重量を測定
➋ カテーテル•チューブ回路内ボリュームの測定(自動)
➌ 低ロス(LowLoss)モード用ポンプの調整 :
    サンプルポンプと低ロス用ポンプの回転バランスを調整
➍ 廃棄(トリム)ボリュームの設定 :
    生理食塩水と蒸留水の混合液を擬似的な血液として利用し、これを回路内
    に流転させることで、コンダクタンスセンサーが感知する電圧を測定し、
    生食と混合液の間の差(単位は容量µL)を算出し、Configurationに登録

グラフィカル ソフトウェア

(ソフトウェア画面サンプル)


▲設定画面 :サンプリング時間・量・速度、フラッシング速度等の設定が
可能です。
※複数台稼動させている場合、1台毎の設定も可能ですし、
一括設定することもできます。


▲モニタリング画面 : 同時制御している複数台の装置のステータスや、
フラクションコレクタ内の温度等、リアルタイムでモニタリング表示されます。
またサンプリングが完了したバイアルの数も、●印でチャート表示され、
一目で判別可能です。


▲レポート画面 : 採血実行後の結果(成功・失敗、サンプリング時間、
ヘマトクリット値) を一覧レポート表示・出力(テキスト自動保存) も可能です。

仕 様

対象動物 マウス・ラット・モルモット・ウサギ・イヌ・ブタ・サル etc.
サンプルバイアル ベクトンディッキンソン社製 Mircrotainers™ マイクロティナ(500μL) または、エッペンドルフ遠心分離チューブ(1.5mL) に対応[注1]
フラクション
コレクタ

※回転式
※脱着移動可能
12ウェル(マイクロティナの場合、
※ABS本体の型式:ABS212) 又は、
10ウェル(エッペンドルフの場合、
※ABS本体の型式:ABS210)
*1回目の収集完了後、バイアルを交換することで、
12本以上のサンプル回収が可能
サンプル保存温度 4-6℃(ソフトウェアの制御画面にリアルタイム表示)
サンプルバイアル攪拌機能 血液と添加物を混合するために利用可能
(ABS装置による機能)
最大サンプル数 セッション毎に15 + 5 (オンデマンド)
サンプリング
セッションの
最大時間設定
無制限
収集モード 低ロス血液サンプリング・標準血液サンプリング・胆汁サンプリングモードの中から選択可能
自動再試行
プログラム
採血スケジュールの中で2試行エラーが出た場合、
次のスケジュールにスキップ
KVO
(自動フラッシング)
機能
0-999µL/hourの範囲内で流量設定可能, 5µL/ pulse [注2]
サンプリング時間 標準:3 - 5分/サンプル
(フローレート・サンプル量のパラメータ設定により変動)
最小サンプル量 25µL
最大サンプル量 マイクロティナ使用時 :最大500µL
エッペンドルフ使用時 :最大1.5mL
1匹のラットから
得られる
100μLサンプルの最大数
33本 ※合計3.3mL :350gラット(22mL)×15% [注3]
1匹のマウスから
得られる
25µLサンプルの最大数
12本 ※合計300μL : 30gマウス(2.2mL)×15% [注3]
サンプルの希釈 なし
サンプル毎の
採血量
サンプル量 + 40 - 80µL
※サンプル量+2〜4µLを除いた量はすべて動物体内に戻されます。 ※動物体内に戻されなかった容量は、静注輸液で置換します。
血液監視センサー インピーダンス(抵抗変化)検出
PC必要要件 OS :Windows XP, Vista
メモリ :256Mb以上、USBポート :要
1台のPCで制御可能なABS装置最大数 12台
通信方法 RS-232Cコンバータを介し、USB接続
通信ケーブル長さ
標準 約1.8m (特注長さ要相談)
電源
(ACアダプタ付)
出力:12VDC 3.75A
入力:100-240 VAC 50/60 Hz
消費電力 < 40W (コンピュータ分含まず)
※無停電電源装置の使用を推奨
装置寸法•重量 20 x 25 x 13 cm • 5 kg

[注1] ベクトンディッキンソン社製 マイクロティナは、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)
またはヘパリンが予め充填された状態で購入することが可能です。

[注2] カテーテルの閉塞回避
※KVO(Keep Vessel Open)機能:短いパルス(5µL/pulse)の生理食塩水注入を
周期的(0-999µL/hourの範囲で流量設定可能)に行えます。
※ABS装置を適切に使用するために、ヘパリン添加溶液の使用を推奨します。
(参考ヘパリン濃度:5-10単位/ 1mL生理食塩水)
※3-5日以上の試験の場合には、Instech社製 ヘパリンコートCBASカテーテルの
使用を推奨します。

[注3] 最大採血量:動物の全血液量の15%が目安です。
(NIHガイドライン "Survival Bleeding of Mice and Rats" (Feb 2001))
[参考値] 350gラット−血液量22mL、 30gマウス−血液量2.2mL
※ マウスの場合に利用する低ロスモードでは、デッドボリューム3µLを差引きます。

※ABS2には、ABS2/TS020Tチューブ・センサーTeeセット、ソフトウェアが付属
します。(WindowsXPまたはVista対応コンピュータ別途)


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更新日:2009/12/22
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